業界トピックホンダヤマハ

交換式バッテリーの共通化を目的とし、ホンダらがコンソーシアムの創設に合意

公開日: 2021/04/05

更新日: 2021/04/15

『京都議定書』の後を継ぎ、地球温暖化対策の新しい枠組みとして2016年に発効した『パリ協定』。このパリ協定による、脱炭素社会に向けた電動化の流れが世界で一気に加速している。各国が数十年後にガソリン車やディーゼル車の新車販売を禁止するといった政策を打ち出しており、たびたびニュースになっている。

 また、電動モビリティに関する動きもさらに活発化しているが、こうした中、3月1日にまた一つの動きがあった。それは、日本のホンダとヤマハを含め、KTM AG、Piaggio & C SpAの4社が、ヨーロッパにおける電動二輪車や小型電動モビリティ(欧州連合のUNECE規格に基づく車両区分で、Lカテゴリーに属する電動二輪、三輪および四輪)を対象とした、交換式バッテリーコンソーシアム(以下、コンソーシアム)の設立に合意したというもの。

 電動二輪車や小型電動モビリティの普及促進。そして、バッテリーの持続可能なライフサイクルマネジメントへの貢献。これらに向け、コンソーシアムの目的となるのは、小型電動モビリティの交換式バッテリーシステムの標準となる技術仕様を策定すること。関連団体、各国、欧州、国際標準規格化団体らと緊密に連携をとり、欧州域内、国際的な共通規格の取得を目指していく。

 コンソーシアムの正式な設立予定は、今年5月。現在、設立メンバーは、この活動に関心があり、さらに利害関係のあるステークホルダーに協力を呼びかけている。ホンダからは、以下のコメント(要約)が発表されている。

「電動二輪車の普及には、航続距離・充電時間の課題解決等が必要であり、交換式バッテリーは有効策といえます。お客様の使い勝手を考慮すると、交換式バッテリーの標準化や交換式システムの普及は必須。お客様の利用環境改善は協調領域として検討を進めるともに、魅力的な商品やサービスの提供を目指して切磋琢磨する競争領域との両面で努力することで、移動手段として“選ばれる”二輪車となるように、真摯に取り組んでまいります」

人気記事ランキング

第6波が懸念される新型コロナウイルス。現在も様々な産業に甚大な被害をもたらしている。ダメージが大き...


オートバイ高速料金を普通車の半額とし、来年4月から11月まで実施することが確定した。この決定に基づき...


一般のカスタムのようにパーツをボルトオンすれば完成するほど、サイドカーの製作は甘くはない。東京都...


初代CTから約60年を経て、現代的なスタイルとの調和を図り蘇ったCT125・ハンターカブ。フレームはスーパ...


川崎重工業株式会社は10月1日、「モーターサイクル&エンジンカンパニー」を分社化し、カワサキモーター...


最近、SNSを中心に話題となっているGUNNER50。日本市場を綿密にリサーチし、需要特性を分析したうえで、...


125ccとは思えない車格のバイクをラインアップするスペインの二輪ブランド「レオンアート」。広告活...


東京都は2019年12月、2050年に二酸化炭素の実質排出ゼロに向けた「ゼロエミッション東京戦略」...


日本郵便とホンダは1月17日、日本郵政新宿郵便局で記者発表を行い、郵便配達業務で使用する電動二輪車と...


今年5月の新店舗への移転を機に、それまでの方針を180度転換。中古車中心から新車中心となり、取扱ブラ...