カワサキ販売店取材

次世代のモーターサイクルショップを体現したカワサキプラザ東京等々力、フラッグシップ店として6月オープン

公開日: 2020/08/27

更新日: 2021/07/20

モーターサイクルライフの提案だけではなく、新しい生活様式にも対応

 シックな外観、ゆったりとした車両展示、アロマやコーヒーなど五感で楽しむ空間の演出、専任コンシェルジュの設置、アパレルグッズも合わせたモーターサイクルライフの総合的な提案など、まるで高級外車ディーラーや高級ブティックのような雰囲気を持つ「カワサキプラザ」。上質感のある店舗デザインとしてユーザーから認知されているが、そのイメージをさらに一歩進めた「カワサキプラザ東京等々力」が今年6月、東京都世田谷区に誕生した。同店は、カワサキ自らが「カワサキの考える『次世代のモーターサイクルショップ』をカタチにした『フラッグシップ店』」と謳う店だ。

 では、標準的なカワサキプラザと何がどう違っているのか。そのアウトラインについて紹介する。専任のコンシェルジュによるライフスタイルの提案はそのままに、展示コーナーを区切ったピットスタイルの採用、展示コーナーに設置した大型モニターを使ってオプションやボディカラーなどを見せるコンフィギュレーターの設置、ユーザーに見られることを意識した「魅せる(見せる)サービス工場」、ラウンジを意識したカフェスペースの設置などがそれだ。

 新型コロナウイルスの感染予防についても万全な対策を取っている。いまでは接客業においてはごく普通のこととなっており、3密を避ける、こまめな手洗いや手の消毒など、日常生活を営む上で「新しい生活様式」が浸透してきているが、同店でもそれを徹底し、接客に取り入れている。上質なモーターサイクルライフをユーザーに提案しながら、時代の要請にも対応する。それがカワサキプラザ東京等々力だ。

オプション装備を装着した画像の確認も可能

ゼネラルマネージャー・林亮二さん

 新しい生活様式については、積極的に取り入れられていると感じる。まず、店に入ると、スタッフが即座に出迎えてくれる。入店前に検温とアルコールによる手の消毒を行うなど、万全な対策を整えている。また、スタッフは全員、フェイスシールドとマスクを着用している。

「ご来店は現在、予約制で、一度に入店可能なのは5組までとさせて頂いております。予約がないお客様がご来店された場合、すでに5組様が入店されている時には、時間をずらして来店して頂くか、店の駐車場などで待機して頂くようご案内しています」(カワサキプラザ東京等々力・ゼネラルマネージャー・林亮二さん)

 林さんが説明するように、同店では新型コロナウイルス感染拡大予防対策として、来店については予約制を導入している。来店人数は制限されるものの、これが逆にユーザーに対し安心感を与えるものと思われる。商談テーブルや展示車両など店内や展示物の消毒も頻繁に行っており、これによる視覚的効果も大きい。取材中にもその光景が確認できた。

車両と街並みの合成画像。オートバイが街中でどう映るのかをつかむことができる

「次世代のモーターサイクルショップ」については、コンフィギュレーターと呼ばれるアプリケーションを活用した商品説明とピットスタイルの展示コーナーが大きな特徴。ピット状に作られた展示コーナーの両サイドに棚、片側には等身大の鏡、背面に大型モニターが設置されている。このモニターには、普段はプロモーション映像が流れているが、タブレットと連動させることで様々な画像を表示することができる。

 例えば、車両画像と街並みや自然の風景を合成してみたり、ボディカラーを変えたり、希望するオプション装備を装着した画像を表示することもできる。合成画像を通して「様々な場所にツーリングに行った時の自分」を簡単にイメージできるのだ。

 また、片側に設置された等身大の鏡も大きなポイント。棚に並べられたウェアなどを着用しオートバイにまたがることで、自分がどのように見えるのかをチェックできるのである。ピット内に車両、アパレル、鏡があるからこそ提供が可能なサービスだ。

メンテナンス作業を見ながら、ゆったりとコーヒーが飲めるカフェスペース

 このほか、サービス工場の作業風景を、コーヒーを飲みながら見ることができる「魅せる(見せる)サービス工場」も、ユーザーの安心感につながる取り組みだろう。メンテナンス中の自分のバイクをガラス越しに見ながらゆったりとコーヒーが楽しめるのだ。

「店舗づくりについては、今後の展開のなかで様々な角度から検討していきたいと考えております」(同)

 未体験のシチュエーションでのモーターサイクルライフの提案。これこそが、次世代に向けた新しいカワサキプラザの真骨頂なのである。

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