公開日: 2020/12/18
更新日: 2022/09/06
例えば、ツーリングの時。例えば、ちょっと買い物に行こうとしてバイクに乗ろうと思った時。バイクに乗っていれば、誰でも一度は、いつの間にかタイヤの空気が抜けていたという経験をしたことがあるだろう。または、お客さんから、そういう話を聞いたことがあるだろう。
これは説明するまでもない話だが、釘などが刺さっても、瞬間的にタイヤの空気が抜けるわけではなく、徐々に空気圧が減っていくので、気づきにくいもの。そのままで走るのは非常に危険だ。転倒やバーストの恐れがあるだけではなく、タイヤがかなりたわんだ状態になっていると、ホイールまで傷つけてしまう可能性もある。そんな時にあると便利なのが、バイクにも空気を注入できる空気ポンプ。ひとまずタイヤに空気を入れておけば、とりあえずは近場でパンク修理のできるところまでは走ることができる。
ツーリングを主催する販売店なら持っておいて損をしないのが、持ち運べる電動式空気ポンプ。AFUストア(運営会社:鑫三海株式会社)の「AM31」も、そのひとつである。円筒形でW45㎜×D45㎜×H235㎜の、バックなどに十分に収納できるコンパクトサイズながら、2000mAhの大容量バッテリーを2つ搭載。1分間に最大2万7000回転するモーターが、1分間あたり20リットルの空気を吐出する。充電はUSBケーブルを介して行い、フル充電まで3〜5時間ほどだ。
アタッチメントはアメリカ式なので、クルマやバイクに対応可能。また、4種のノズルが同梱されており、自転車やボールなどにも空気を入れられる。
1回の充電で、ロードバイク(自転車)なら、完全に空気の抜けたタイヤを約7本満充填。クルマなら、少し空気の抜けた状態の205/55R16のタイヤ約16本を、2・0barを2・3barに充填することができる。空気圧の単位も、「KPa」「BAR」「PSI」「kg/㎠」の4単位に切り替えて使える。
タイヤの空気圧は少な過ぎても多過ぎても良くないが、AM31には自動停止機能が付いているので、設定した以上の空気圧になることはない。さらに、空気を入れていてAM31本体が65度以上になっても停止する仕様となっている。
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