スズキ試乗インプレ小林ゆき動画

スズキ「アドレス110 試乗インプレ」前編 ~スペシャルエディションカラー!14インチ大径ホイール!衝撃の安定感!~

公開日: 2021/09/16

更新日: 2022/08/26

原付二種スクーター「アドレス110」にスペシャルエディションとして「特別色」を設定して8 月6 日に発売。
小林ゆきさんが試乗インプレを行いました。
まずは試乗インプレ前編です!
(動画は最後にあります!)

エンジンをかけてスタート!

駐車場を出て、右に左に極極低速で走り始めると、「おお!」っと感動!
小林ゆき用語的には「とっつきインプレ」と言っていますが、その”とっつき”がめちゃくちゃいい!
安心感の塊!!

エンジンは110ccで4ストロークの単気筒。
ザ・実用スクーターという感じでシンプルな装備、そしてスポーティーさを保ったモデルとなっています。

装備重量は100kg。
PCXやNMAXと比べたら、全然軽いんです。
とても軽いと、ふらつくんじゃないかと思うかもしれませんが、まさにそこが、ファーストインプレッションで度肝を抜かれたところ。
めちゃくちゃ安定しています!
安定感すごい!!

時速15キロくらいまでは、本当に優しいエンジンの出力特性。
つまり、パワーは抑え気味で優しく発進するんです。
パワーがかかってない状態だとバイクはふらつきやすいんですが、軽いからフラフラするというのもありません。
ドッシリ感すらあるような、そういった安定感です。

郊外で、アスファルトのパッチが多くガタガタしているようなところでも快適に走れるのが、このアドレス110。
ホイールが大径化し、前後14インチとなっています。
元の12インチの方が格好良く、収まりも良くてコンパクトに見えるんでしょうけれども、そこを大径化したというのが、走りの快適さや燃費にも関わってくるのではないでしょうか。

特に走りの方ですね。
大径化することによって、モーターサイクルライクな、跨って乗るバイクのようなハンドリングを生んでいるようです。
ちょっとガタガタしたところでハンドルを取られるようなシーンでも、フロントタイヤは特に、小さいホイールと比べて格段に快適になっているように感じます。

次に、エンジン。
30km/hあたりから上で、しっかりとしたトルク感がモリモリ出てくる感じが、すごく伝わってきます。

音を聞くと、結構ライダーから遠いところにエンジンがあるような感じがします。
そして、音は静かなんですけれども、結構低い方にフィットさせている感じがしますね。

バックミラーは結構シンプルな感じで、張り出していません。
絶妙な角度になっていて、ミラーの拡大率のせいなのかもしれませんが、結構がっしり広めに見えます。

そして、ちょっと寄り道。

木更津の「三好屋」さんで、豆大福と、きな粉こしあんを購入。
その場で早速いただきます!
大きくて、あんこもたっぷり。めっちゃおいしい♪
ごちそうさまです♪

シート下には、フルフェイスヘルメット+αを収納できるスペースがあるので、お土産もシート下にバッチリ入りました!
ちょっとしたお買い物なら全く問題ありません。

【アドレス110公式ページ】
 https://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/uk110nmm2/?page=top

【豆大福購入店「三好屋」さん】
 https://tabelog.com/chiba/A1206/A120602/12007514/


◆ライダー:バイクジャーナリスト 小林ゆき(身長160cm)

【略歴】横浜育ちのバイクブーム世代。バイク雑誌の編集者を経て、現在はフリーランスのライダー&ライター。バイクを社会や文化の側面で語ることを得意としている。愛車は総走行距離25万kmを超えるKawasaki GPz900RやNinja H2など10台。普段から移動はバイクの街乗り派だが、自らレースに参戦したり鈴鹿8耐監督を経験するなど、ロードレースもたしなむ。ライフワークとしてマン島TTレースに1996年から通い続け、モータースポーツ文化をアカデミックな側面からも考察する。

小林ゆきブログ→http://yukky.txt-nifty.com/bikeblog/
Twitter→ https://twitter.com/yukky_rt
Kommonちゃんねる→https://www.youtube.com/channel/UC2Wn_ijZeK-dnilsWUDlAPg

人気記事ランキング

50cc時代に幕。2025年4月1日、『新基準原付』スタート!

道路交通法施行規則が改正され、4月1日より適用される。これにより、原付一種にしか乗れないユーザーで...


二輪免許取得者数33万6943人でコロナ前の水準に戻る。年齢別ボリュームゾーンは20~24歳

二輪免許の取得。これは免許区分に関わらず、バイクに乗る、という意志の表れである。つまり、この数字...


2024年新車国内出荷台数、約32万台でコロナ禍以前の水準に

2024年の新車国内出荷台数は32万0300台(二輪車新聞調べ・推定値)となり、コロナ禍以前の水準となった...


2024年キャッシュレス決済比率は42.8%。導入の課題は決済手数料分のコストをいかに確保するか

かつて“現金大国”と呼ばれた日本だが、いまや財布を持たなくても不自由なく生活できる時代となりつつあ...


2024年二輪国内保有台数。全体はマイナスだが、原付二種以上の合計では過去最多を記録!

2024年の二輪国内保有台数が約1028万台となっていることが、経済産業省『二輪車産業の概況』によって分...


ライダースカフェから発展した複合型施設「 宮ケ瀬ヴィレッジ」

ライダーの気持ちに応えるように2006年以降、いくつかのライダースカフェが東京やその近郊にオープンし...


二輪自動車整備士の講師が教えるバイクメンテ教室! ~ブレーキ編~

日常点検、皆さんやられてますか? 危険なトラブルの早期発見になる非常に重要なことです。今回は【ブレ...


125ccクラス最新スクーター“11台”足つき比較インプレ! <ホンダ・ヤマハ編>

大好評の足つき比較企画“第3弾”「125cc最新スクーター11台足つき比較」! 今回もユーメディアの横浜新山...


HONDAグロムでオフロードを楽しむ! iRCのGP-22タイヤに交換するだけ!

“オフロードブームが来ている!” 新型「シェルパ」のYoutube動画が10万回再生されたということで、今回...


「W230」「MEGURO S1」足つき比較インプレ! 250ccレトロスポーツ遂に発売!

11月20日に発売が決まったカワサキ「W230」「MEGURO S1」! 今回はBDSテクニカルスクールの井田講師とBD...