パーツ・工具ウェア・用品類

【独断セレクト】ライダーにオススメのパーツ4選! 2025年3月号

公開日: 2025/03/12

更新日: 2025/03/13

①B+COM / Intercommunication Tools

①B+COM / Intercommunication Tools
①B+COM / Intercommunication Tools

今回の“コレいい”ではインカムのトップブランド、B+COMをピックアップします。冒頭でも触れていますがB+COMには現在5つのモデルがあり、ユーザー自身が用途や予算からピッタリのモデルを選ぶということになります。なのでショップスタッフの皆さんは、オススメがどれかなんて聞かれた経験もあるんじゃないでしょうか?

そうなると5種それぞれの機能をしっかりと把握して、どんな用途のユーザーに適しているのかを理解する必要があるというもの。そうでなければアドバイスもオススメもできませんからね。

そこで考えてみたのですが、「ナカの人に聞くのが一番良いよね!」という結論に至ったのでさっそくお話を伺ってきました。お話が聞けたのはB+COMを展開するサイン・ハウスで代表取締役を務める新井社長。機能面はもちろんですが、各モデル毎の想定ユーザーなどまで、とても細かく説明してもらうことができました。そこで今回伺ったお話を元にしつつ、想定使用人数/重視する機能/サイン・ハウスの想定ユーザーといった切り口で、ベストバイモデルを可視化してみました。詳しくはフローチャート図をご覧いただきたいのですが、用途を具体的に絞り込んでいけば無駄を省いた最適解に辿り着きやすいということがハッキリと分かります。

また「ナカの人が選ぶのはコレ一択」として、新井社長ならどのモデルを選ぶのかも聞いてみました。すると「会話中に音楽やナビ音声を同時に聴ける『聴きトーク』がやっぱり便利ですし、クリアな音質で通話できるB+COMサウンドシステムとグループ接続が簡単にできるB+LINKによる使い勝手も良好なB+COM/SB6XRです」とのこと。ぜひ参考にしてみてください!

B+COM / Intercommunication Tools

②SW-MOTECH / ハンドガードキット

②SW-MOTECH / ハンドガードキット
②SW-MOTECH / ハンドガードキット

今回、“コレいい”なアイテムとしてSWモテック製ハンドガードにも注目したいと思います。この製品はロードモデル向けにスリム仕立てとされた“SPORT”、アドベンチャーモデルのダートランを想定した“ADVENTURE”の2バリエーションで展開。なんと200車種以上もの適合設定をラインアップしていることで、世界中のユーザーから評価を集めています。

もちろん車種別の専用設計品であることだけが高評価の理由ではありません。一体感のあるシルエットを形成しつつ、丈夫なアルミ製ブラケットと柔軟で耐衝撃性のある樹脂製シェルが、風雨や飛び石から手を守るのがSPORTハンドガードで、さらにADVENTUREハンドガードでは小石や茂みから手を守りつつ、転倒時にはハンドルバーも保護してくれる優れた性能が人気と信頼を得ているのでしょう。

加えて魅力的なオプション設定も見逃せません。SPORTハンドガードにはシェル面積を拡張するエクステンションが、そしてADVENTUREハンドガードには保護性能を高めるクラッシュパッドとシェル面積を拡張するエクステンションが用意されています。

どうですか? 対応機種の多さと相まって、ユーザーにプッシュしやすい“コレいい”アイテムとして注目です!

SW-MOTECH / ハンドガードキット

③KIJIMA / フォグランプKIT/NX400用

③KIJIMA / フォグランプKIT/NX400用
③KIJIMA / フォグランプKIT/NX400用

2色の発光色から選べるNX400用フォグランプKITは、装着に必要な部品が全てセットされた納得のキット。その人気製品にミドルクラス・クロスオーバーモデルであるNX400用が追加され、オフロードを意識した車体デザインに違和感なくフィット。LEDフォグ自体は夜間走行で補助ライトにもなるホワイト発光タイプ、霧の中での走行時に頼りになるイエロー発光タイプという2種を設定。もちろん好みで選ぶのも◎

●フォグランプ仕様(ホワイト):9W×2(消費電力)、5000~6200K(色温度) ●フォグランプ使用(イエロー):7.3W×2(消費電力)、3000K) ●ステー素材:スチール(ブラック) ●キット内容:スモールタイプLEDフォグランプ(ホワイトまたはイエロー)、フォグランプスイッチ、取付ステー、分岐配線/延長配線

KIJIMA / フォグランプKIT/NX400用

④ENDURANCE / タンクキャリア

④ENDURANCE / タンクキャリア
④ENDURANCE / タンクキャリア

給油時にも困らないタンクキャリアは国内4メーカー別にラインアップ。ガソリンタンク上部にセットすることで簡単に荷物を積載・固定可能になる“コレいい”アイテムで、荷物を退かせばタンクキャップの開閉を妨げることがないので給油も容易。別売のセンターキャリアバッグと組み合わせたセットもオススメです。

●素材:スチール( 黒塗装) ●サイズ:約220mm×約165mm ●最大積載量:2kg ●その他:国内4メーカー別にラインナップ、各メーカー毎の適合機種は要確認

ENDURANCE / タンクキャリア

text:隅本 辰哉



パーツ・工具記事一覧ウェア・用品類記事一覧

人気記事ランキング

50cc時代に幕。2025年4月1日、『新基準原付』スタート!

道路交通法施行規則が改正され、4月1日より適用される。これにより、原付一種にしか乗れないユーザーで...


二輪免許取得者数33万6943人でコロナ前の水準に戻る。年齢別ボリュームゾーンは20~24歳

二輪免許の取得。これは免許区分に関わらず、バイクに乗る、という意志の表れである。つまり、この数字...


Ninja1100SX SE足つきインプレ。「正直、いけるか?」160cmと162cmの本音と対策!

カワサキ「Ninja1100SX SE」を、“しゃべり屋ライターバイク乗り”の柴田直美さんと、BDSバイクセンサーイ...


バイク希望ナンバー制、令和8年度導入へ

クルマには既に導入されているが、バイクへの導入は見送られていたナンバープレートの『希望番号制度(...


2024年新車国内出荷台数、約32万台でコロナ禍以前の水準に

2024年の新車国内出荷台数は32万0300台(二輪車新聞調べ・推定値)となり、コロナ禍以前の水準となった...


世界的に拡大する電動アシスト自転車市場、日本の国内販売台数は80万台超と“ママチャリ”以上

電動アシスト自転車という言葉を聞くようになって久しい。初めて国内で販売されたのは1993 年。あれから...


2023年1月より電子車検証導入。二輪業界では、何がどう変わる?

来年1月、車検証が電子化される。二輪業界では何がどう変わるのか、販売店やユーザーのメリットは何か。...


2024年キャッシュレス決済比率は42.8%。導入の課題は決済手数料分のコストをいかに確保するか

かつて“現金大国”と呼ばれた日本だが、いまや財布を持たなくても不自由なく生活できる時代となりつつあ...


川崎重工から独立分社化し「カワサキモータース」発足。2035年までに先進国向け主要機種の電動化を完了

川崎重工業株式会社は10月1日、「モーターサイクル&エンジンカンパニー」を分社化し、カワサキモーター...


【トップインタビュー】ハーレーダビッドソン ジャパン 野田 一夫 代表取締役

2022年、ハーレーは登録台数において1万台突破という大きな実績を上げた。これは過去6年間における最高...


SE Ranking