ホンダ足つきインプレ小林ゆき竹川由華動画

HONDA「レブル250 Eクラッチ」足つきインプレ!

公開日: 2025/04/10

更新日: 2025/04/14

ホンダはRebel250をベースに電子制御技術「Honda E-Clutch」を搭載した「Rebel250 E-Clutch」「Rebel250 S Edition E-Clutch」をタイプ設定! バイクジャーナリスト小林ゆきとBDSバイクセンサーイメージガール竹川由華が足つきインプレを行いました!

豊富な純正カスタムパーツ!

豊富な純正カスタムパーツ!
豊富な純正カスタムパーツ!

小林―――もう大ベストセラーという感じですが、新しい機構を付けたものが出たということで今回特別に許可を得てご紹介していきたいと思います。由華ちゃんは乗ったことがあるんですよね??

竹川―――はい! Eクラッチの試乗会に柴田直美さんと一緒に行かせていただいたんですが、本当にすごかったです! クラッチを握らなくてもギアチェンジができるのが新感覚で、それがレブルにも付いちゃうんだっていう驚きでいっぱいです。

小林―――私は今日初めて実物をみたんですが「こんなところに分かりやすく別でくっつけられるのね」っていうのにビックリしているところです(笑)。今回はEクラッチが付いたことで足付きにどう影響するのかインプレしていきたいと思います。
今回、Eクラッチ付きレブル250、そしてEクラッチ付きSエディションが3月に発売されていました。

竹川―――Sエディジョン?

小林―――メーターバイザーじゃなくて、ビキニカウルといって前方に違うデザインのものが付くそうです。

竹川―――カウルが付いてるってことですか?そのモデルも見たかったな~(笑)!

小林―――さらに今回お借りしている車両、とっても豪華で後付けできるパーツがたくさん付いております。なんと17箇所のカスタムがされているそう。目立つところを言っていくと、メーターバイザー、あとはETC、そして焦げ茶色の格好いいメインシートや、タンデム用の小さい背もたれも付いてます。

竹川―――ネイキッドだとETCを付けるのが大変なのでオプションで付けられるのが良いですね。背もたれもタンデムの時に嬉しい!

小林―――そして荷物積む時に便利なリアキャリアとサドルバッグなど、純正カスタムでこれだけ出来るものがあるっていうのが素晴らしいですね。

竹川―――純正だからこそ綺麗に付けられるものがいっぱいありますしね。

Eクラッチの存在は感じつつも完全ベタ足

Eクラッチの存在は感じつつも完全ベタ足
Eクラッチの存在は感じつつも完全ベタ足

小林―――Eクラッチはポコッとエンジンのサイドカバーの横に付いているんですが、これがどのぐらい足つきに影響するのか検証していこうと思います。シート高は690mm。車両重量は普通のレブルが171kgに対して、Eクラッチ付きは174kgと3kg重くなっています。

竹川―――3kmじゃそこまで気にならないかもですね。じゃあ早速私から足つきさせてもらおうと思います!

では車体を起こしますが、両足が地面についた状態で膝が曲がっていて完全にベタ足ですね。Eクラッチには常に足を添えている感じはしますが、操作の邪魔にはならないですし、ブレーキもしっかり踏めます。重さは、もちろんバイクなので重いは重いんですけど、逆に軽すぎると風が強い日とか怖かったりするので、ある程度重さもしっかり感じられて、私でも取り回しできそうな重量感でした。

小林―――由華ちゃんはベタ足でしたが、続いて身長160cm、手足短めの私がまたがるとどうなるかインプレしていきます(笑)。

サイドスタンド状態でまたがってみましたが余裕がありますね。それでは起こしますが・・・本当だ。重量感をとても感じるので、バイクに乗っている感がすごく感じられると思います。車体を起こしましたが足の力だけで起こそうと思うと、シートの低さで逆に力を入れ辛いので腕でハンドルを引っ張る感じでしょうかね。両足はベタ足でございます。ちょっと後ろに座ったとて、かかとは付いている。こういうバイクはなかなかないです。

では本題のEクラッチはというと「足元にいる」っていう感じですね。すねの内側にずっと存在を感じているんですが、運転する時にしっかりバイクをホールドできるようになるんだなって思います。

竹川―――存在は感じますが、当たって角が痛いとかそういうのは全くないですよね。

小林―――今右足を降ろしているんですけど、私は足が短めなので膝は当たっていないですが、大柄な男性だと当たるかもしれないですね。

竹川―――でもきっと大柄な男性は足が長いので当たるかもしれないけど、遠くに足を出しても足付きがすごく良いと思います!

ぜひ試乗したい1台!

ぜひ試乗したい1台!
ぜひ試乗したい1台!

小林―――今回レブルEクラッチをまたがってみましたけれども、いかがだったでしょうか??

竹川―――あの大人気のレブルに新しいEクラッチが付いてるっていう新鮮さに感動しました。次は是非乗ってみたいですね!

小林―――私も改めてレブルってこんなに存在感のあるバイクなんだなって目の前にして思いましたし、なんといっても“Eクラッチ”の面白さ。見た目で分かるっていうのもそうなんですが、クラッチレバーがあるのでバイクの楽しさを味わえるだろうし、Eクラッチが付いていることで楽に乗ることも出来ますよね。次回は是非試乗させていただきたいです!

【小林ゆきさん略歴】
横浜育ちのバイクブーム世代。バイク雑誌の編集者を経て、現在はフリーランスのライダー&ライター。バイクを社会や文化の側面で語ることを得意としている。愛車は総走行距離25万kmを超えるKawasaki GPz900RやNinja H2など10台。普段から移動はバイクの街乗り派だが、自らレースに参戦したり鈴鹿8耐監督を経験するなど、ロードレースもたしなむ。ライフワークとしてマン島TTレースに1996年から通い続け、モータースポーツ文化をアカデミックな側面からも考察する。
◎小林ゆきブログ
◎X(Twitter)
◎Kommonちゃんねる


【竹川由華さん略歴】
滋賀県出身のアイドル。愛称はゆうかりん。第二回サンスポGOGOクイーン審査員特別賞受賞。バイク好きの両親の影響で、自身でもツーリングに行くバイク女子。愛車はGPZ750・CBR250RR。2022年3月「BDSバイクセンサー」のイメージガールに就任。バイク好きアイドルとして活動の幅を広げている。
◎X(Twitter)
◎Instagram
◎びわこのゆうか

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