ホンダ試乗インプレ小林ゆき動画

ホンダ新型「CBR250RR(2023年国内市販予定)」をインプレ!

公開日: 2022/11/23

更新日: 2022/11/24

HONDA「CBR250RR」が正式発表前にメディア公開!発売確定している最新車両をバイクジャーナリストの小林ゆきさんとBDSバイクセンサーイメージガールの竹川由華さんが先行インプレッションしました。

早速新型CBR250RRをご紹介!

CBR250。80年代は4気筒でレーサーレプリカの250ccという感じだったんですが、単気筒で復活した頃にはどちらかというと、ツアラーや日常使いで乗りやすいバイクとして出ました。そしてRR。こちら何といってもライバル、カワサキのNINJA「ZX-25R」4気筒ですよね。そちらのレーシーなイメージに対抗して250ccでも現代の技術を盛り込むとこうなるんだということで、レーサーベースとして沢山活躍しています。

私自身、ZX-25Rのオーナーでもあるのですごく興味がありました。かなりスポーティーな走りができるバイクだったのが、新型となって進化したということで、正直出るまでの予想としては、少し外観が変わるか、中身に何かプラスされるかと思ったんですか・・・。結構変わりましたね!(笑)

全体的にかなりエッジの効いたデザインになったのですが、特に顔周り。250ccでレースに出場するとなると、プラスαとして速く走れるようにデザインもスポーティーに刷新されたのかなと思います。

あと、何と言ってもフロントフォーク!最新技術であるSHOWAのSFF-BPが250ccについているのがなかなか凄いですね。電子制御系も今回色々刷新されて、モードが選べたりトラクションコントロールも幾つか設定ができたりします。スロットルバイワイヤーも電子制御となっております。

足つきチェックできるか・・・!?

試作車のため、新型CBR250RRの足つきチェックはおあずけ・・・。
試作車のため、新型CBR250RRの足つきチェックはおあずけ・・・。

CBR250RR、ただいま試作品なので足つきNG!

ですが何とかして足つきをお伝えしようと思います。前のモデルがシート高780mmぐらいでしたが、横に並ぶと前回モデルより少し高いかもしれないです。シート自体はフロント側がすごく細くて明らかに角度をつけたデザインになっています。シートの幅もだいぶ細いので、おそらく実際の数字よりも意外と足つきが良いと思うんですが・・・

片足を上げてまたがる手前まで試してみましたが、おそらく私が所有している250ccのバイクより足つきは良さそうです。シートサイドやフレームが狭くて追い込んであるぶん、前のモデルとどのぐらい差があるのかな。またがれるようにならないと分からない部分ですね(笑)

取り回しインプレ!

前回モデル同様、非常に軽い。バックするのもラクラクです!
前回モデル同様、非常に軽い。バックするのもラクラクです!

取り回しはOKということで、チェックしていきます。フロントの高級感がすごい!昔の高級な外国製フロントフォークにカスタムした、バイクを動かした時ぐらい高級感があって感動です。手で押しただけでもすごく滑らかに動いて、少しの押し出しすらも反応するくらい滑らか!

前回のモデルが160kgぐらいだったのですが、同じように非常に軽いです。バックするのもめちゃくちゃ軽い。体を車体から離した状態でも取り回ししやすくて、腕だけで何とかなっちゃいます。振り回せるし、こんなに軽く動かせるということは、サーキットでの切り返しなんかもめちゃくちゃ速いんじゃないかなと思います!

竹川由華さんによる解説

前回モデル同様、非常に軽い。バックするのもラクラクです!

竹川さん―――すごく格好いいですね!前のモデルよりきりっと感が強くなってお顔がすごく格好いい・・・!彼氏にしたい!

ゆっきーさんの説明でバイクの良さが伝わってきて、欲しさも倍増していくんですが、私は果たしてこれを乗りこなせるのかなって思いました(笑)。私も足つきチェックをしてみたいと思うんですが、足上がるかな。

身長162cmなんですが、片足を上げた感じ結構余裕があって、ちょうどいい足つきかもしれません。シートもすごくスリムで座りやすそうだし、羨ましいぐらいクビレがあって、それでいてエッジの存在感が際立っています。

特にタンクの存在感が強い!形が独特なので、さっき初めて見た時にどうなっているのかと思いました。でもひたすらに顔がイケメンですね(笑)。とても乗ってみたいですが、いつか機会があると思うのでそれまで楽しみに待っています!

【小林ゆきさん略歴】
横浜育ちのバイクブーム世代。バイク雑誌の編集者を経て、現在はフリーランスのライダー&ライター。バイクを社会や文化の側面で語ることを得意としている。愛車は総走行距離25万kmを超えるKawasaki GPz900RやNinja H2など10台。普段から移動はバイクの街乗り派だが、自らレースに参戦したり鈴鹿8耐監督を経験するなど、ロードレースもたしなむ。ライフワークとしてマン島TTレースに1996年から通い続け、モータースポーツ文化をアカデミックな側面からも考察する。
◎小林ゆきブログ
◎Twitter
◎Kommonちゃんねる


【竹川由華さん略歴】
滋賀県出身のアイドル。愛称はゆうかりん。第二回サンスポGOGOクイーン審査員特別賞受賞。バイク好きの両親の影響で、自身でもツーリングに行くバイク女子。愛車はGPZ750・YZF-R25。2022年3月「BDSバイクセンサー」のイメージガールに就任。バイク好きアイドルとして活動の幅を広げている。
◎Twitter
◎Instagram
◎びわこのゆうか





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