公開日: 2023/04/19
更新日: 2023/04/25
2023大阪モーターサイクルショーのヤマハブースで125ccスポーツモデル3機種が国内初披露! 市販予定車となっているMT-125をバイクジャーナリストの小林ゆきさんが足つきインプレしました。
MT-15と似ているサイズ感ですね。横に並ぶとタンク周りがカクカクしていて、意外と高い位置にあります。そしてMTシリーズならではの広めのハンドル幅。シートは細身というより、座面がしっかりしているように感じます。
市販予定車ということで、実際に発売されるものとスペックが変更になるかもしれませんが、足つきインプレしていきます!
私のスペックは身長160cm。同じぐらいの身長の方よりも4cmずつ手足が短いです。ではまたがっていきます! やはり予想通り、MT-15、YZF-R15のモデルってアジア市場を意識して見た目からも大柄に作ってあるのが最近の流れなんですが、MT-125も同じですね。結構大きい。なるべく真ん中にまたがるようにしていますが、片足の膝は伸びきって、つま先だけついている状態です。
ではまたがった状態で起こしてみます。サスペンションが沈みますが、体は真ん中より左に寄ってしまい、膝が伸びきっている状態です。でもハンドル幅が広いので座っている位置と腕の間が近い分、乗車姿勢はゆったりに感じます。
足を踏み替えてみます。少し滞空時間があるくらいシートは高めですが125ccなのでだいぶ車体は軽いですね。何も積んでいない分を差し引いたとしてもだいぶ軽い! シートの座面が少し台形になっているのは、もしかしたら長距離ツーリング時に、疲れないためかもしれません。座ってしまえばお尻は楽ですが、足の踏み替えに対しては少しエッジが当たる感じがします。ということでMT-125の足つきインプレでした!
【小林ゆきさん略歴】
横浜育ちのバイクブーム世代。バイク雑誌の編集者を経て、現在はフリーランスのライダー&ライター。バイクを社会や文化の側面で語ることを得意としている。愛車は総走行距離25万kmを超えるKawasaki GPz900RやNinja H2など10台。普段から移動はバイクの街乗り派だが、自らレースに参戦したり鈴鹿8耐監督を経験するなど、ロードレースもたしなむ。ライフワークとしてマン島TTレースに1996年から通い続け、モータースポーツ文化をアカデミックな側面からも考察する。
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