業界トピックレンタルバイク

キズキの女性限定「立ちゴケ補償プラン」、利用者の9割が新規客!

公開日: 2020/06/24

更新日: 2022/08/26

 カラダが小さい、力が弱い、シートが高いと緊張する―――。

 こうした人たちが不安に感じているのはバイクの乗り降り、信号待ち、渋滞中のストップ&ゴーの際の「立ちゴケ」だろう。これらの不安にピンポイントで訴求するサービスを、株式会社キズキレンタルサービスの運営する「レンタル819」がスタートした。『女性限定・立ちゴケ補償プラン』が、それだ。

  読んで字のごとく、女性ライダーをターゲットにしたサービスで、バイクをレンタルする際に「立ちゴケ補償プラン」を選ぶと、立ちゴケした時の修理代金が不要になる。また、同プランのために女性専用レンタルバイクを用意。「転ぶ」ことを前提にしたという車両には、エンジンガードを装着。もしもの際に、バイクのキズやライダーのケガを軽減するのが目的だ。

 今回は本稼働ではなくテスト運用で、期間は今年の12月31日(火)まで。女性専用レンタルバイクとしてホンダの「レブル250」「CB400SF」「NC700X」の3車種を用意。実施店は、レンタル819の池袋店、お台場店、大田店、東名横浜店、鳩ヶ谷店。「テスト期間が終わりましたら効果測定をして、来春を目処に全国常設のサービスとする予定です」(キズキ広報担当・田中さん)

 まだスタートしたばかりの同プランだが、ユーザーからの反響はどうなのだろうか。「好調です。この『立ちゴケ補償プラン』がなかったら、バイクをレンタルしなかったというお客さんもいらっしゃいます。このプランの特徴は、利用者の9割が新規のお客さんということですね」(同)

 それだけ待ち望まれていたサービスということだ。今は女性限定での提供だが、男性への拡大も視野にいれて次のプランを思案中だという。以前紹介した「クラベガイ」もそうだが、キズキのサービスは、常にユーザー視点。この姿勢は、販売店も大いに参考になるはずだ。

人気記事ランキング

50cc時代に幕。2025年4月1日、『新基準原付』スタート!

道路交通法施行規則が改正され、4月1日より適用される。これにより、原付一種にしか乗れないユーザーで...


2024年新車国内出荷台数、約32万台でコロナ禍以前の水準に

2024年の新車国内出荷台数は32万0300台(二輪車新聞調べ・推定値)となり、コロナ禍以前の水準となった...


【トップインタビュー】ハーレーダビッドソン ジャパン 野田 一夫 代表取締役

2022年、ハーレーは登録台数において1万台突破という大きな実績を上げた。これは過去6年間における最高...


自販機のコイン投入口に縦と横ある理由とは?

自販機(自動サービス機)には「縦」と「横」、2種類のコイン投入口があるのはご存じだと思う。では、な...


二輪自動車整備士の講師が教えるバイクメンテ教室! ~ブレーキ編~

日常点検、皆さんやられてますか? 危険なトラブルの早期発見になる非常に重要なことです。今回は【ブレ...


2023年1月より電子車検証導入。二輪業界では、何がどう変わる?

来年1月、車検証が電子化される。二輪業界では何がどう変わるのか、販売店やユーザーのメリットは何か。...


バイク希望ナンバー制、令和8年度導入へ

クルマには既に導入されているが、バイクへの導入は見送られていたナンバープレートの『希望番号制度(...


ヤマハ「XSR900」試乗インプレ!でっかいけど足つき良好!

バイクジャーナリストの小林ゆきさんが、2022年にフルモデルチェンジを行ったヤマハXSR900を試乗インプ...


オフ車選びに悩んでいる方必見! 人気オフロードバイク足つき比較

HONDA「CRF250L」、YAMAHA「WR250」「セロ-250」、KAWASAKI「KLX230」! 250ccクラスのオフロード車4台...


保有台数や世帯普及率に見る二輪業界の現状

新車供給が8~9割の水準に回復したことで、中古車相場も適正化に向かい始めた。その結果、コロナバブル...


SE Ranking