公開日: 2020/06/25
更新日: 2022/08/26
ユーズド車両の販売において、板金塗装は重要な要素の一つである。車体をリフレッシュすることで、車両の価値を大きく高めてくれる板金塗装業者は、販売店にとっては大切なビジネスパートナーといえる。
関東の販売店と広く付き合いを持つCORE'S GARAGE(コアズガレージ)の加治矢裕之さんは、長く板金塗装を行うひとりだ。元々バイクが好きで「自身で板金ができたら」とトライしたところからスタートしたという。大手板金塗装会社で修行した後、カスタムバイクショップに長く勤め、その後独立。CORE'S GARAGEを構えた。
今では、修理やレストアについて一般ユーザーはもちろん、バイクショップやカーショップ、ディーラーなど幅広くから依頼を受けている。板金塗装は四輪、二輪を問わずに行うそうだが、圧倒的に二輪が多いとのこと。
レストアの中でも得意とする板金塗装について、作業の流れを伺ってみると、まずは修理箇所の分解から始まるという。そして、凹んだ部分の板金、次にパテでの成形、サーフェイサーという下地塗料での下地処理へと進んでいく。
そして、不必要な場所へ塗料が付くのを防ぐためのマスキングを施してから塗装して乾燥。最後に磨きを入れて終了とのこと。多くの工程があり、そのすべてが手作業。一つひとつの工程での仕上がりが、完成度に大きく関わることが分かる。
加治矢氏も「手作業である板金塗装ですが、もちろん手は抜きません。そこで費やした作業の手間と時間で大きく仕上がりに差が出ることは間違いないです」という。
なるべく手間をかけたくないという依頼者からのオーダーも多いそうで、エンジンを降ろさずにいかに綺麗にできるかがしばしばテーマになるそう。また、色についてなどの食い違いを避けるために、話し合いは欠かせないという。
板金塗装の仕上がりの良し悪しだけではなく、こういったユーザーの要望に応じてくれる姿勢も販売店には心強いポイントだ。「ボロボロに見える車体でもパーツを外して手を入れれば、見違えるような仕上がりに生まれ変わります。事故での引き取りや修理も、取引する販売店と連携して柔軟に対応をしているので、気軽にお問い合わせください」と加治矢氏。
CORE'S GARAGEのように人とバイクにしっかり向き合ってくれる板金塗装のプロは、販売店の強い味方になってくれることは間違いない。
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