ニューモデルHARLEY-DAVIDSON

「ローライダーS」は新型エンジンを搭載し力強い走行を実現

公開日: 2025/05/27

更新日: 2025/05/28

ハーレーダビッドソンジャパンは4月16日、BLUESKY HEAVEN2025開催地の神奈川県横浜市にある日本丸メモリアルパークで、2025年モデルのメディア試乗会を開催した。今回はモデルごとに出力特性などが異なるミルウォーキー・エイト117エンジンを搭載した「ローライダーS」「ストリートボブ」などのクルーザー4モデルをはじめ、デザインやカラーを変更した「X350」「スポーツスターS」など、全12モデルが用意された。

ローライダーSは、1977年に発表された「FXS ローライダー」をルーツに持つビッグツインモデル。ダイナファミリーの人気モデルであったFXS ローライダーは、2020年にソフテイルファミリーに統合され、名前を「ローライダーS」に変更している。2025年モデルでは、最新の2in1エキゾーストを装備することで排気の効率性を向上。また、新型のミルウォーキー・エイト117 高出力V-Twin エンジンを搭載し、回転数と出力を高めることで、力強い走行を実現している。

「X350」には新たに青色を追加

X350はハーレーの中でも最小クラスの排気量355ccで、普通自動二輪MT免許で乗ることができる都市型モデル。2025年モデルでは新たなカラーとして、鮮やかな青が特徴的なコズミックブルーが追加された。

ローライダーSのメーカー希望小売価格(税込)はカラーによって異なり、ビリヤードグレイが300万0800円、ビビッドブラックが304万3700円、ブリリアントレッドとアイアンホースメタリックが306万4600円、ミスティックシフトが320万9800円。一方、X350は新カラーを含めた全4種が69万9800円となっている。

両モデルの詳細ついては、バイクジャーナリストの小林ゆきさんと、BDSバイクセンサーイメージガールの竹川由華さんによるインプレ動画をBDSバイクセンサーのYouTubeチャンネルで公開している。



HARLEY-DAVIDSON記事一覧ニューモデル記事一覧
その他のインプレ記事も盛りだくさん。

人気記事ランキング

50cc時代に幕。2025年4月1日、『新基準原付』スタート!

道路交通法施行規則が改正され、4月1日より適用される。これにより、原付一種にしか乗れないユーザーで...


二輪免許取得者数33万6943人でコロナ前の水準に戻る。年齢別ボリュームゾーンは20~24歳

二輪免許の取得。これは免許区分に関わらず、バイクに乗る、という意志の表れである。つまり、この数字...


Ninja1100SX SE足つきインプレ。「正直、いけるか?」160cmと162cmの本音と対策!

カワサキ「Ninja1100SX SE」を、“しゃべり屋ライターバイク乗り”の柴田直美さんと、BDSバイクセンサーイ...


2024年新車国内出荷台数、約32万台でコロナ禍以前の水準に

2024年の新車国内出荷台数は32万0300台(二輪車新聞調べ・推定値)となり、コロナ禍以前の水準となった...


バイク希望ナンバー制、令和8年度導入へ

クルマには既に導入されているが、バイクへの導入は見送られていたナンバープレートの『希望番号制度(...


【販売店取材】山元モーターサイクル 山元隆 代表(鹿児島県)

鉄道、路線バスなどの交通手段が限定的であるため、鹿屋市では、二輪は交通手段として欠かすことはでき...


世界的に拡大する電動アシスト自転車市場、日本の国内販売台数は80万台超と“ママチャリ”以上

電動アシスト自転車という言葉を聞くようになって久しい。初めて国内で販売されたのは1993 年。あれから...


川崎重工から独立分社化し「カワサキモータース」発足。2035年までに先進国向け主要機種の電動化を完了

川崎重工業株式会社は10月1日、「モーターサイクル&エンジンカンパニー」を分社化し、カワサキモーター...


「W230」「MEGURO S1」足つき比較インプレ! 250ccレトロスポーツ遂に発売!

11月20日に発売が決まったカワサキ「W230」「MEGURO S1」! 今回はBDSテクニカルスクールの井田講師とBD...


『ガチ乗り系トライク』APtrikes250、販売開始!

2024年9月号で紹介した株式会社カーターの『APtrikes250』。BDSレポートWEB版でもかなりアクセスがあり...


SE Ranking