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2025新型ローライダーST! 低身長でも乗れる? 足つきガチレビュー!

公開日: 2025/09/04

更新日: 2025/09/17

六本木ヒルズの期間限定ハーレーダビッドソンカフェで開催された「ブレイクアウト」と「ローライダーST」の発表会に、バイクジャーナリストの小林ゆきさんとBDSバイクセンサーイメージガールの竹川由華さんが参加。今回はブレイクアウトと比較しながら、ローライダーSTの足つきをチェックしました!

シート高はブレイクアウトより高いが、スリムな形状のため足つきは良好!

シート高はブレイクアウトより高いが、スリムな形状のため足つきは良好!
シート高はブレイクアウトより高いが、スリムな形状のため足つきは良好!

小林―――こんにちは! バイクジャーナリストの小林ゆきです。

竹川―――BDSバイクセンサーのイメージガール、竹川由華です。よろしくお願いします!

小林―――今日は六本木ヒルズで開催されている、ハーレーダビッドソンのニューモデル発表会に来ています。今回、またがるのはOKとのことなので、さっそくニューモデルのローライダーSTに乗ってみたいと思います。

竹川―――すごく大きくてかっこいいですね!

小林―――ローライダーSTは、ハーレーダビッドソンの中では、比較的新しいクルーザーです。ローライダーSTには、カウルが付いているんですけども、カウルが付いていない「ブレイクアウト」というモデルをベースにして、クルーザーとして仕上げています。「バガー」風になっています。「バガー」っていうのは、後ろに下がってるようなやつですけども、短めのスクリーンと、後ろにパニアケースがついているようなスタイルですね。

竹川―――ではさっそく、私からまたがらせていきたいと思います!

小林―――ローライダーSTのシート高は、ブレイクアウトよりもちょっと高くて715mmなんですよ。

竹川―――先程、ブレイクアウトにもまたがらせていただいたんですけど、あれは横の出っ張りがあったため、シート高が660mmでもっと低かったのに、膝の曲がり具合はあまり変わらない感じがします。あと、シートがブレイクアウトよりもスリムに感じます。外に開いていた脚が内側にある感じがします。ハンドルもちょっと遠く感じますが、肘に少しゆとりがある気がします。ステップに足を乗せた時の位置も、ブレイクアウトと全然違いますね!

小林―――ステップはブレイクアウトだとフォワードコントロール(前寄り)なんですけど、ローライダーSTは多分ちょっと手前にあるんじゃないかな。

竹川―――すごい膝が余ってるような感じがします。

小林―――膝がちょっと高い位置にある感じがするんだよね。

竹川―――今回、固定されているので、そこの感じとかも変わってくると思うんですけど、私がまたがった感じはシートがスリムなのと、膝が余る感じがして、足つきはとても良かったです!

ハンドルやステップが手前にあり、乗車姿勢は腕も足も楽!

ハンドルやステップが手前にあり、乗車姿勢は腕も足も楽!
ハンドルやステップが手前にあり、乗車姿勢は腕も足も楽!

小林―――160cmの私ですが、またがってみます。後ろにパニアケースがあるので、慎重に...。ブレイクアウトよりは足の広がりが抑えられますね。シートの高さはローライダーSTの方が高いんですけど、足つき自体はブレイクアウトとあまり変わらないかな。ただ、サイドケースが横に張り出しているので、左足はちょっと楽にはつきませんね。

ハンドルはブレイクアウトより明らかに近くて、幅も広いのにすごく楽です! 角度がハの字についていて、手前に引けている感じがするので楽ちんです。ステップもブレイクアウトよりだいぶ手前で高い位置にあるので、乗車姿勢は腕も足も楽ですね。あと、シートの形も全然違うんだね。

竹川―――座り心地も全然違いました!

小林―――クッションはブレイクアウトと同じようにぶ厚くて柔らかめのスポンジになったんですが、ツルツルとした表皮なので、体が後ろに滑り落ちてしまうのが少し気になりました。サイドスタンドはハーレーらしい平べったい板(ツノ)が付いています。車体が固定されているのでサイドスタンドを最後まで出せないですが、バネは軽くて届く位置にあるので右足を着いた状態でもしっかり出すことができます。

ローライダーSTもちょいちょい変わってますね。フェアリングが前と似通っているようで、全然変わっていると思います。空力を考えて、リニューアルをかけているのではないかと思います。

「ブラックトリム」「クロームトリム」、2つのスタイルから選べるカラーリング

「ブラックトリム」「クロームトリム」、2つのスタイルから選べるカラーリング
「ブラックトリム」「クロームトリム」、2つのスタイルから選べるカラーリング

小林―――このモデルはカラーリングが色々あるんですが、皆さんに特にお伝えしたいのが「ブラックトリム」と「クロームトリム」というシリーズがあって、おそらくエンジンの仕上げが違うんです。ブラックトリムはエンジンが黒くて、クロームトリムはメッキがかかっています。色もそれぞれあって...。

ブラックトリムは「ビリヤードグレー」、「ビビッドブラック」、「ブリリアントレッド」、「アイアンホースメタリック」、そして「ミッドナイトファイヤーストーム」。クロームトリムは「ビリヤードグレー」、「ビビッドブラック」、そして「ブルーバースト」があります。

竹川―――カラーリングの展開も全然違うんですね!

小林―――なので、皆さんお好きなカラーを選べるということでした。

竹川―――試乗会で全色並ぶのがとても楽しみです!

小林―――今日は固定された状態でのインプレッションでしたが、次の試乗会ではちょっとガッツで取り回しとかも私は頑張ってやってみようかなと思います!

竹川―――応援してます! それでは、また次回の動画でお会いしましょう!

【小林ゆきさん略歴】
横浜育ちのバイクブーム世代。バイク雑誌の編集者を経て、現在はフリーランスのライダー&ライター。バイクを社会や文化の側面で語ることを得意としている。愛車は総走行距離25万kmを超えるKawasaki GPz900RやNinja H2など10台。普段から移動はバイクの街乗り派だが、自らレースに参戦したり鈴鹿8耐監督を経験するなど、ロードレースもたしなむ。ライフワークとしてマン島TTレースに1996年から通い続け、モータースポーツ文化をアカデミックな側面からも考察する。
◎小林ゆきブログ
◎X(Twitter)
◎Kommonちゃんねる


【竹川由華さん略歴】
滋賀県出身のアイドル。愛称はゆうかりん。第二回サンスポGOGOクイーン審査員特別賞受賞。バイク好きの両親の影響で、自身でもツーリングに行くバイク女子。愛車はGPZ750・CBR250RR。2022年3月「BDSバイクセンサー」のイメージガールに就任。バイク好きアイドルとして活動の幅を広げている。
◎X(Twitter)
◎Instagram
◎竹川さんちのゆうかちゃんチャンネル

「ブラックトリム」「クロームトリム」、2つのスタイルから選べるカラーリング



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