公開日: 2025/11/18
更新日: 2025/11/20
ハーレーダビッドソンジャパン(以下、HDJ)は11月14日より、日本国内の正規ディーラーを通じて、ハーレーが世界各国で展開中の公式1DAYライディングレッスン「スキルライダートレーニング」を全国で開講。これに先駆け11月13日、味の素スタジアムあじペン広場で「ハーレー公式1DAYライディングレッスン先行体験・取材会」を開催した。
スキルライダートレーニングとは、スキル改善と強化を目指すライダーのためのプログラム。「教えるコーチによって、その内容やテクニックが違う」といった“ブレ”を排除するため、グローバル基準に統一された内容のレッスンを提供する。受講者は弱点や苦手意識の克服から、さらに高度なライディングテクニックなど、レベルに応じた指導を受けることができる。
このレッスンの大きな特長は、ハーレーの実車を用いたライディング講座であること。受講者は自身の愛車、またはレッスン用のレンタル車両で参加することができる。「ハーレーを購入したが乗りこなせるか不安」「購入を検討している」など、様々なレベルのユーザーが対象となっている。
また、ハーレーを安全に乗り続けるための知識と、高品質のトレーニングを提供している同社公式のトレーニング機関「ハーレーダビッドソンアカデミー」認定のコーチが指導を担当。さらに、コーチ1名に対して生徒は最大5名までとなっているため、手厚いフォローを受けられることも特長の一つだ。
HDJ広報の才門勇介さんは、このレッスンを日本で開始する理由について次のように説明する。
「お客様から『ハーレーらしいツーリングモデルで練習してみたい』『免許は持っていて、ハーレーに乗れるか不安』『既存のレッスンでは、ハーレー乗りの参加者が少ない』『自己流ではなく、正しいやり方を学びたい』『こっそり上達したい』といった要望をいただいていたため、日本でも開催することになりました。目標は“来た時以上に上手くなってもらう”ことです」
当日は「ライディングポジション」「ブレーキング」「緊急停止」「低速バランス」「スラローム」「8の字」「コーナリング」など多岐にわたるトレーニングを、コーチにアドバイスをもらいながら実施。アドバンスドコース(高度なライディングを身につけたい方)を受講したバイクジャーナリストの小林ゆきさんは、次のように感想を述べる。
「ハーレーならではと言うと、大きくて重く、あとはトルクがある。その辺りを踏まえ、丁寧に運転できるようなハーレー向きのカリキュラムが組まれていることがよく分かりました。私自身もコーチに色々教わり、足りていない点も見つけたので、すごく勉強になりました」
また、ビギナーコース(大型車やハーレーに乗り慣れていない方)に参加した竹川由華さんは、「ハーレーはパワーと車重があるので不安が大きかったのですが、コーチが丁寧に教えてくれたので、楽しく学ぶことができました。こんなにたくさんハーレーに乗る機会はなく、ここまで丁寧に誰かに教えてもらうこともなかったので、すごく楽しかったです」とコメントしている。
プログラム修了者には、Certificate(修了記念証)とピンバッジ(レベル毎にゴールド、シルバー、ブロンズ)が進呈される。11月14日より展開されているスキルライダートレーニングは、1日約5時間を目安に開催。受講料(税込)はH.O.G.会員が1万9000円、一般が2万9000円となっている。
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