公開日: 2026/06/30
更新日: 2026/07/07
新しい排気量クラスの「Ninja」シリーズとして誕生した「Ninja500」。そしてエンジンとフレームの基本構造は「Ninja500」と共通ながら、ワイドハンドルバーやアップライトなライデイングポジションなどを採用した「Z500」の試乗インプレを、BDSテクニカルスクールの井田講師とBDSバイクセンサーイメージガールの竹川由華さんが行いました!
井田―――皆さん、こんにちは。BDSテクニカルスクールの井田と申します!
竹川―――皆さんこんにちは、BDSバイクセンサーイメージガールの「たけはん」こと竹川由華です。よろしくお願いします!
井田―――今日は小林ゆきさんがマン島TTへ取材に出向いているため、私が代打としてインプレを担当させていただきます。
竹川―――今回はカワサキさんのメディア向け試乗会に呼んでいただきました。これから試乗インプレを行いますが、井田さんはどの車両に乗られるのですか?
井田―――私は「Z500」に試乗します。250ccでも400ccでもなく、500ccモデルです。発売されたばかりで、まだ聞き馴染みのない排気量かもしれませんね。
竹川―――私は「Ninja500」に試乗させていただきます。500ccという排気量は私にとっても未知の領域ですが、どのような乗り味なのか、早速試乗して確かめていきたいと思います。
井田―――Z500の車体は非常に軽量で、車重は170kgを下回る160kg台です。車体周りを見たのですが、エンジンパフォーマンスが上がって250ccの車体だと不安があるのかというと、ブレーキはしっかり強化されています。ディスクローターの形状が若干違うので、しっかりエンジンのパフォーマンスを受け止められる車体作りになっていると思います。
おお、これいいかも! 本当に車体がコンパクトですよ。私は普段700ccなどの大型に乗っているのでトルクがあるのに慣れていますが、低回転でシフトを繋いでいくような使い方をしても全然ついてくるというか、ギクシャクしません。アシスト&スリッパークラッチもおそらく付いているんでしょうね。クラッチがとにかく軽いです。
この先は軽いワインディング、登り坂が続くので色々試してみましょう。乗っていて、大型免許で乗るバイクであることを忘れてしまいますね。やはり車体がコンパクトなのはすごくいいです。
今まで250ccなどで高速道路や峠の登り、あるいは大型バイクの方と一緒にツーリングに行く際に、加速しないなといった不安を感じることもあったと思いますが、これだったら結構いいかもしれません。軽い車体でこのトルクですからね。
今回の車両はZ400とも違って、ストロークを上げて排気量をアップさせています。従来のストロークアップの手法だと回転を上げるのがきつかったりするんですよね。でもこれは設計の方でかなりこだわりがあるようです。
今、登り坂ですが、6速2000回転。今ちょっとシフトダウンしましたけど、こういう登りもヒラヒラと軽いです。動きがとにかく軽い。普段私が乗っている200kg超えの車両と比較しても、この軽さは非常に魅力的ですね。
250ccからのステップアップにオススメしたいです。200kg超えのバイクも所有欲があっていいですが、スニーカー感覚で気軽に乗れるかというと、重いと出すのが面倒になったりします。また、個人的な感想ですが250ccは常に回していないと走らないイメージがありますが、これは全く回さなくていい。3000回転、6速60km/hで物凄く快適です。
ちょっと上まで回してみたいので、1速に落としてみます。パワーの出方ですが、今のバイクは電子制御が入っているので扱いやすいかもしれませんが、昔の大型バイクのような「前に出たがる」感じもしっかり調教されている感じがします。
竹川―――私は今、Ninja500の試乗をしています。普段は250ccに乗っているので、500ccだとまたがった時にめちゃくちゃ重いんじゃないかという不安感があったのですが、またがった時の足付きがすごく良いので、不安感も全くありません。一時停止でも安心して止まることができます。
足付きもすごくいいので、信号待ちで両足を出した状態でベタ着きです。踵までしっかり付いています。今日はブーツを履いているのでより余裕があり、膝に余裕がある感じなので、ブーツじゃなくてもしっかり足がつく感じです。ステップに片足を乗せているとより足付きが良いので、信号待ちや一時停止も安心です。
ハンドルの位置もすごく丁度いいところにあり、ライディング姿勢は前傾すぎず、楽に運転できています。SSタイプのバイクは前傾になりますが、これは疲れにくい前傾具合だと思います。視界もすごく見やすいです。
走行中に何度もギアを変えていますが、クラッチも全然重くなく、握力のない私でもギアチェンジしやすいです。レバーも軽いのでとっても楽ですね。
井田―――Z500とNinja500、乗ってきました。私が乗ったのはZ500で、竹川さんが乗ったのはNinja500ですね。乗りながらも喋りましたが、車体がとにかくコンパクトで軽かったです。見た目は250ccという感じなのに、エンジンは451cc、ほぼ500ccです。250ccだと思って乗ると「すごい走るな」というのが正直な感想です。竹川さんはどうですか?
竹川―――Ninja500に乗らせていただいたんですが、500ccは重いんじゃないかと思っていました。でも足付きもすごく良く、両足しっかりベタ着きなので起こす時も踏ん張る力がいらず、本当に250ccのバイクと変わらないような安定感と重量感でした。
エンジンは500ccのものを積んでいるので、すごくパワフルで、250ccでは感じられない加速感を感じて楽しかったです。山道のコーナーも多かったですが、250ccと変わらないような車重感と乗り心地だったので、不安なく楽しむことができました。普段250ccなら4・5速を入れるところも、パワーがあるから3速で走れちゃったりして。
井田―――そうですね、私も登り坂で「250ccだと思って乗るとトルクフルだな」と感じました。通常なら高回転まで回して登るところを、シフトチェンジしなくても登れちゃう余裕がありました。回さなくていいので燃費もいいでしょうし、高速道路でもエンジンの余裕が効いてくると思います。
250ccの車体に500ccのエンジンを積んでブレーキは大丈夫なのかというと、ちゃんとブレーキも強化されていて考えられています。足付きも非常に良いですが、身長がある人からすると足の曲がりが気になるかもしれないですね。
車重は170kg前後なので、スニーカー感覚で乗れる身近なオートバイという印象が強く残りました。
竹川―――そうですね、街乗りも250ccと同じ感覚で乗れるし、エンジンは500ccだから高速も楽だと思います。大型免許を取り立ての方や、女性の方で中型から大型に乗り換えるステップアップのバイクとしてもすごくいいんじゃないかなと思います。
井田―――250ccに乗っていて、周りの大型バイクと一緒にツーリングに行く時に置いていかれちゃうような場面でも、この500ccのエンジンはアドバンテージがあると思います。なおかつ軽いのでコーナリングもヒラヒラと楽しめます。最高速がどうこうというより、そのヒラヒラ感を楽しむのは250ccの車体に500ccのエンジンを積む軽さから来る良い部分だと思います。
普段、竹川さんが乗っているパワフルな250ccのスーパースポーツと比較しても、エンジンのパワーに余裕がある感じでしたか?
竹川―――やはりパワーは余る感じがしましたし、前傾姿勢もそこまで疲れるものではなかったので、高速道路やステップアップにお勧めしたいなと思います。今日は他にもたくさん車両に乗っています。
井田―――他の動画もアップされますので、気になる車両をチェックしていただきたいです。ということで今日はカワサキさんの試乗会にやってまいりました。
竹川―――Z500とNinja500のインプレでした。また皆さん参考にしてみてください。ありがとうございました!
【BDSテクニカルスクール講師 井田安彦】 BDSテクニカルスクール講師
保有資格
2級二輪自動車整備士、2級ガソリン自動車整備士、2級ジーゼル自動車整備士、自動車検査員、二輪車安全運転指導員
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BDSテクニカルスクールHPhttps://www.bds.co.jp/technicalschool/
【竹川由華さん略歴】
滋賀県出身のアイドル。愛称はゆうかりん。第二回サンスポGOGOクイーン審査員特別賞受賞。バイク好きの両親の影響で、自身でもツーリングに行くバイク女子。愛車はGPZ750・CBR250RR。2022年3月「BDSバイクセンサー」のイメージガールに就任。バイク好きアイドルとして活動の幅を広げている。
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250ccの車体に500ccのエンジンを積む軽さから来るヒラヒラ感を楽しめる!
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