ニューモデルホンダ

トータルバランスに優れたデュアルパーパスモデル「CRF250L/RALLY」、撮影・試乗会を開催

公開日: 2021/02/16

更新日: 2022/09/06

 ホンダは1月13日、千葉県のかずさオートキャンプ場で「CRF250L/RALLY」撮影・試乗会を開催した。両モデルは2012年の発売以来、8年ぶりにフルモデルチェンジを実施。今回は、オンロードでの扱いやすさはそのままに、オフロードでの走破性や操縦性を高めるなど、よりトータルバランスに優れたモデルへと進化を遂げている。
 
 CRF250Lは「On(日常の便利さ)とOff(休日の楽しさ)に磨きをかけた『Evolved ON-OFF GEAR』」をコンセプトに開発されたデュアルパーパスモデル。力強く扱いやすい出力特性を持つ水冷4ストロークDOHC単気筒エンジンを搭載し、モトクロスマシン「CRF450」をベースとした、シャープで力強いスタイリングデザインが特長となっている。

 他にも、剛性と軽さを両立したフレームやスイングアーム、薄型のLEDヘッドライトなどを採用し、従来モデルから4㎏軽量化を実現。また、最低地上高245㎜、シート高830㎜と、日常での使いやすさに配慮した足つき性を確保。さらに、ABSを前後輪に標準装備し、リア側のABSは任意でオフにできるモード切り替え機能を搭載するなど、多数の魅力が詰まった1台となっている。

 CRF250 RALLY(以下、RALLY)は「The Dakar Replica 週末の冒険者」を開発コンセプトに、オンオフ問わずの扱いやすさや、ツーリング性能と快適性を向上させたモデル。デザインは、ダカールラリー参戦マシン「CRF450 RALLY」を彷彿とさせるスタイリングとなっている。基本性能はCRF250Lと同様としながらも、新たにウインドプロテクション性能に優れた大型ウィンドスクリーンやカウル、アシンメトリーの二眼LEDヘッドライトを搭載。また、大容量12Lのフューエルタンクやハンドルウェイト、ステップラバーなども採用し、振動の軽減や快適性、座り心地の良さを追求している。また、RALLYもCRF250Lと同様に足つき性の良さを確保しており、最低地上高は220㎜、シート高は830㎜となっている。

 両モデルともに、スタンダードモデルからよりスポーツ性能を高めた<S>タイプを設定。前後のサスペンションを伸長し、シートの厚みを変更することで、CRF250Lは最低地上高285㎜、シート高880㎜、RALLYは最低地上高275㎜、シート高885㎜を確保し、オフロード走破性をより向上させている。

 試乗を行ったバイクジャーナリストの小林ゆきさんは、次のように語る。
「フルモデルチェンジによってオフロード特性を高めたことで、オンロード性能も非常に高くなっているように感じます。林道などを走らなくても、走る楽しさがライダーに伝わるデュアルパーパスモデルだと思います」

 昨年12月17日より発売を開始しており、メーカー希望小売価格(税込)はCRF250L/<S>が59万9500円、CRF250 RALLY/<S>が74万1400円。また、販売計画台数は順に2200台、1500台。カラーはエクストリームレッド1色を設定している。

CRF250 RALLY/タイプ比較

 <S>タイプは、スタンダードモデルからよりスポーツ性能を高めたモデル。パッと見ただけでは分かりにくいが、上記のように見比べると、<S>タイプは写真左のスタンダードタイプと比べ、最低地上高とシート高が高く設定されていることが分かる。これは、オフロード走破性を向上させることを目的に、前後サスペンションを伸長し、シートの厚みを変更することで違いを生み出している。このような<S>タイプを設定することで、ユーザーの多様なニーズや嗜好に応えるラインアップとしている。ちなみに<S>タイプの“S”は、Sportsの“S”。

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