スズキイベント

今年も開催!SUZUKI WEB Motorcycle Show 2021

公開日: 2021/04/29

更新日: 2022/09/06

 コロナ禍の影響で、今年も開催が見送られたモーターサイクルショー。各メーカーが東京ビッグサイトなどに集まってのモーターサイクルショーは2年連続しての開催中止となった。だが、メーカーが独自にWEBで開催するケースがある。そのひとつが、3月19日にスタートした「スズキWEBモーターサイクルショー2021」。昨年に引き続き2年連続しての‟開催”となる。

いつでも、どこからでも、誰でも見ることのできる、モーターサイクルショー

<center>バーチャルブースに入ると、この画面が出迎えてくれる</center>
バーチャルブースに入ると、この画面が出迎えてくれる

 5月。4月末からの大型連休のゴールデンウィークがあり、例年ならば、ツーリングを楽しむライダーたちで各地が賑わっている時期だ。また、バイクシーズンを迎え、二輪関連イベントもいろいろと開催されている時期でもある。しかし、昨年から続く、新型コロナウィルス感染症拡大の影響から、今年も様々なイベントが中止となっている。毎年3月に東京と大阪で開催されている二輪のビッグイベント「モーターサイクルショー」も、そう。

 だが、そのような中においても、バイクシーズン到来に合わせてメーカーが独自にWEBイベントを開催している。今年の例を挙げれば、2月20日に公開されたのが、ホンダの「Honda Motorcycle Fes 2021(ホンダ・モーターサイクル・フェス2021)」。そして、3月19日に公開されたのが、スズキの「SUZUKI WEB Motorcycle Show 2021(以下、スズキWEBモーターサイクルショー)」。このスズキのWEBイベントは、昨年に引き続いて2回目の開催となる。

 スズキWEBモーターサイクルショーは、パソコンはもちろん、タブレットやスマートフォンなどの端末からでも閲覧することが可能。また、朝でも昼でも夜でも真夜中でも、見る時間を選ばない。これが、WEBで公開することの大きなメリットだと言える。

 例えば、2019年の「第46回 東京モーターサイクルショー2019」。会場は東京都江東区の東京ビッグサイト。会期は3月22日(金)から24日( 日)の3日間。時間は日によって違うが、最終日で言えば、午前10時から午後5時まで。入場料は当日券で1600円(大人)。この時間にその場所に行ってお金を払わなければ、モーターサイクルショーを見ることはできない。しかし、現実のイベントであれば、実際の質感やサイズ感、ライバル車との比較など、本物を見て確認できる。もちろん、リアルとバーチャルのどちらが良いか、ということではなく、それぞれに利点があるということだ。

話題のハヤブサはもちろん、全展示車両の排気音が聴ける

<center>フロアの「○」印をクリックすると移動できる</center>
フロアの「○」印をクリックすると移動できる

 では、スズキWEBモーターサイクルショーを見てみよう。

 トップページの「バーチャルブースへ」をクリックすると、ブースに行くことができ、同イベントの公開日に発売が発表されたスズキのフラッグシップモデル「Hayabusa(ハヤブサ)」の映像が出迎えてくれる。

 ブース内は、左右にスクロールできるようになっており、「Hayabusa」「スーパースポーツ&レース」「オンロードスポーツ」「アドベンチャー」「250クラス・オンロードスポーツ」「スクーター」の、6つのカテゴリーに分かれた部屋に入ることができる。バーチャル展示されているのは、全部で18モデル21台。

 例として、「Hayabusa」の部屋に入ると、3台のハヤブサが展示してある。画像を見ると分かるように、フロアや車両のいろいろなところに丸印がついており、それらをクリック(もしくはタップ)することで、その場所に移動したり、車両に関する様々な情報をチェックしたりすることができる。

 フロアの丸印の場所によっては、目線の高さが変わるようになっており、低い目線から見た迫力ある構図を楽しむことも可能だ。そのほか、車両についている丸印をクリックするとマフラーのサウンドが聴くことができ、さらにはスズキの商品ページに飛ぶこともできる。

 これらは、ハヤブサの部屋に限ったことではなく、他の5つの部屋でも同様。オンロードスポーツの「KATANA」から、スクーターの「バーグマン400ABS」に至るまで、展示されている全車種のマフラー音が聴けたりするのだ。ハヤブサとカタナのマフラーサウンドの聴き比べが容易にできるのは、WEBならではの利点だろう。

 単に、画像で商品やグッズなどを紹介するだけではなく、動画なども駆使しつつ、商品について訴求しているのだ。

知名度の高いお笑い芸人を起用するなど、バイク好き以外の人でも楽しめる内容

<center>お笑い芸人「バイク川崎バイク」さんによる「スズキバイクカタログ」</center>
お笑い芸人「バイク川崎バイク」さんによる「スズキバイクカタログ」

 バイクは密にならない乗り物として昨年から注目されており、全国軽自動車協会連合会のデータによると、今年に入ってからも軽二輪と小型二輪の新車販売台数(軽二輪は1月と2月の合計、小型二輪は1月から3月の合計)は昨年を上回っており、好調を維持している。

 前述したように、どこからでも、いつでも、誰でも情報にアクセスできるのがWEBの強み。しかも、ホンダもそうだが、スズキWEBモーターサイクルショーは無料コンテンツ。サイトを見るのに料金がかからない。これらのことを考え合わせると、WEBイベントを見るハードルは低く、気軽にチェックしやすい。

 スズキWEBモーターサイクルショーでは、同社の最新モデル情報を見せるだけではなく、お笑い芸人のバイク川崎バイク(通称BKB)さんによる「BKBバイクカタログ」をブース中央に配置。バイクカタログを開き、各モデルの画像をクリック(タップ)すると、BKBさんの10秒ほどの車両紹介動画が流れるという仕組み。一般にも知名度の高いお笑い芸人を起用することで、バイクにそれほど興味のない人が専用サイトに訪れたとしても、十分に楽しめる作りとなっている。

 バイクに注目が集まって新車販売が前年を上回り、誰でも気軽に見ることのできるWEBイベントが開催され、WEBイベントではバイク好き以外でも楽しめる仕掛けも用意される。先月号で紹介したホンダにしても、今回のスズキにしても、こういった動きが、新しいユーザーを作る流れの一つになっていくことに期待したい。

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