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ヤマハのバイクが「バーチャルマーケット6」に登場。「MOBOT」になって、VRワールドを「MOTOROiD」で走り回る!

公開日: 2021/08/26

更新日: 2022/09/06

 VR法人HIKKYが主催し、バーチャルリアリティ(VR)ワールドで行われる世界最大規模の展示会「バーチャルマーケット6」が8月14日から28日までの間、開催されている。

 これは「バーチャル空間を発展させ、豊かにする」ことを目指したネット上のイベント。参加は無料で会期中は24時間アクセス可能。世界から多くの人が訪れることから、個人サークルのほか、現在では有名企業も多数出展することで知られる。

 初めて「バーチャルマーケット」が行われたのは、2018年8月26日。出展者数は約80サークルで、出展企業は2社。最初は、それほど大きなイベントではなかったが、「バーチャルマーケット2」になると、会期も出展者数も拡大。2019年3月8日から10日の3日間にかけ、約400サークル、約20社の企業が出展した。

 その後も、開催の度に規模が大きくなっており、「バーチャルマーケット6」の7か月前に開催された「バーチャルマーケット5」では、会期が2020年12月19日から2021年1月10日までの24日間、出展者数は約1100サークル、出展企業は約70社。1回目の開催と比較すると、わずか2年ちょっとの間に、サークル数は約14倍、出展企業数は約35倍を記録。VR界隈のみならず、広く注目されるイベントとなっている。

「YZF-R1」と「MOTOBOT(モトボット)」に試乗可能

 そして、今回の「バーチャルマーケット6」の出展企業に名を連ねているのがヤマハ。同社は、「バーチャルマーケット6」に、二輪車特有の動き、サウンド、爽快感などが体感できる無料のシェアライドサービスを提供した。

 バーチャルマシンとして用意されたのは、スーパースポーツの「YZF-R1」と、2017年の東京モーターショーで発表されて話題となったパーソナルモビリティの「MOTOROiD(モトロイド)」。このほか、3Dアバターとしてヒト型自律ライディングロボット「MOTOBOT(モトボット)」も用意。来場者はモトボットとなり、モトロイドに乗って自由に場内を回遊。二輪に乗る楽しみをVRワールドで存分に体現した。

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