公開日: 2022/03/01
更新日: 2022/08/29
大人気モデルとなったヤマハのビラーゴの空冷V型ツインエンジンをベースに、“スポーツモデル化”したのがSRV250。販売当時(1992年)、日本はクラシック系がブームで、V型ツインエンジンを搭載したクラシックバイクはレアな存在だった。高級感あるメッキパーツ、バフ掛けされたクランクケース、ツインキャブレーターなど、かなり力を入れたモデルだったが、なぜか人気爆発には至らず…。
そこで新たに投入したモデルがルネッサだった。SRV250のエンジンやフレームはそのままに、タンクやシート、ヘッドライトなどの外装を替えることで、オシャレなカフェレーサースタイルにリボーン。まるでイタリアンバイクのようになった。SR400のようなロングセラーモデルにはならなかったが、デザイン性の新しさと美しさはピカイチ。頭ひとつ抜けた存在だった。
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