公開日: 2022/04/28
更新日: 2022/09/06
オンでもオフでも走れるマルチパーパス、アドベンチャーツアラーなど、いまは定番モデル。新しいスタイルなの?と思いきや、実は30年近く前、すでに同コンセプトのモデルが存在していた。それがカワサキKLE250アネーロだ。
21インチのフロントスポークホイール、ストロークの長い前後サスペンション、ハンドガードなどでオフ走行に対応。水冷4ストローク並列2気筒、DOHC8バルブエンジンは、単気筒のオフ車に比べると振動も少なくパワフル。高速道路走行も余裕がある。大型キャリアが標準装備なので荷物もたくさん載せられる。快適なロングツーリングを実現するためにつくられたモデルだった。当時はこのコンセプトがわかる日本人は少なかったが、いまは定番モデル。ある意味、時代を先取りしすぎていたバイクだったのかもしれない。
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