ウェア・用品類カスタムイベント

EICMA2022(ミラノショー)の“厳選モノ情報”に要注目!

公開日: 2023/01/13

更新日: 2023/01/16

通称ミラノショーと呼ばれるEICMAですが、今年は11月10~13日にかけて開催されました。注目車両に興味が集中するのは当然のことだと思いますが、BDSレポートではモノの情報に絞ってご紹介していこうかなって思うワケですよ!

この時期はどのメディアもEICMAで発表された注目車両のトピックで賑わうタイミングだったりしますよね。EICMAとはイタリア・ミラノで開催される世界最大のオートバイ国際見本市のこと。世界中のバイクメーカーや用品/部品メーカーが、ここぞとばかりに話題の新作をブチかまして来るので、バイクに携わる者にとっては、無視できないイベントだったりするワケです。

だけど皆さん、メディアの大半が車両情報ばかり取り上げていて用品/部品の情報が少な過ぎると思いませんか!?そこで、BDSレポートで取り上げるEICMA情報は、ズバリ“勝手にセレクトした良さそうなモノ”しかあり得ないでしょう!

…というワケで、コレいい的EICMA用品/部品のスペシャル情報をご覧頂いちゃいましょう!!なおショーに出品された製品が市販されるのか、日本国内への流通があるのかについては、輸入元などからの正式なアナウンスを受けていません。そのため一切不明となりますのであしからず。

①Airoh エアバッグ内蔵ヘルメット

世界初のエアバッグ内蔵ヘルメット。イタリアのヘルメットメーカーであるアイローと、スウェーデンの自動車用安全部品メーカーであるオートリブによるコラボ製品です。まだコンセプトの域とは言うものの、自動車のエアバッグシステム同様のガス発生器で膨張し、モジュールはヘルメットに統合。

AIROH製品らしいデザインはそのままに、軽さとコンパクトさも実現しているのだとか。革新的な安全に対するアプローチの今後には期待しかありませんね!

②brembo/19RCSコルサRR レースレプリカ・マスターシリンダー

チタングレーの硬質アルマイトボディをまとい、MotoGPやSBKのクオリティを再現したアルミ削り出しマスターシリンダー。

ブレーキの効き始め(バイトポイント)をセレクターで3段階&レシオクリックシステム(RSC)で支点からピストンまでの距離を2段階から選択し、ブレーキのレスポンスと配分を変更可能。この調整システムで思い通りのフィーリングと、ライディング スタイル、バイク、天候、道路状況に適応したブレーキ性能を実現できるようです。

バイトポイントセレクターはN(ノーマル)では緩やかで街乗りやグリップの悪い状況に適し、S(スポーツ)でよりスポーティかつダイナミックなレスポンスを生み、R(レース)では瞬時にバイトポイントに到達して100分の1秒単位まで重視するレーストラック向きとなります。

ガイドレバー前面のアジャスタースクリューを回転させ、支点からピストンまでの距離を18mmまたは20mmに選択。これにより支点とマスター シリンダーのプッシュ ロッドとの接触点間を2mm調整。パフォーマンスを変更することなくブレーキ配分を変化させられます。

③ZARD GT/TopGunエキゾースト

イタリアのエキゾースト・スペシャリストであるザード製スポーツスターS1250用マフラー。GTとTopGunの2タイプが出品され、マットブラック仕上げのサイレンサーとカーボンファイバー製ヒートシールドが目を惹きます。

④GIVI トップケースXL08

結構な収納力です
結構な収納力です

イタリアのアクセサリーメーカーであるジビ製40L容量のソフトバッグタイプのトップケース。素材には1680D/1200DポリエステルおよびTPUを使用し、両サイドの大きなサイドポケット&ロールアップクロージャーを備えたメインコンパートメントで構成。

Photo&text:隅本 辰哉



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