公開日: 2023/12/04
更新日: 2023/12/04
ホンダは1977年にウイングGL500、78年にGL400を投入。市場に強烈なインパクトを与えた。最大の特徴は巨大ラジエーターと左右に大きく突き出たシリンダーヘッド。そう、ホンダが初めて水冷縦置Vツインを搭載したモデルを日本デビューさせたのだ。
GL400は水冷&超ショートストローク化により、一昔前のOHVバルブ駆動でありながら、最高出力40PS/9500rpmのパワーを発揮。さらに余裕のあるサイズやポジション、17L大容量タンク、シャフトドライブ採用によりロングツーリングも得意だった。『スポーツ性』と『ツアラー性』『最新メカ』など多くの魅力を持ったGL400は、当然のことながら大人気に。翌年にはアメリカン仕様の“カスタム”も登場。その後、水冷縦置Vツインモデルは82年、後継モデルのCXユーロ&CXカスタムへ引き継がれていった。
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