BDSBDSバイクセンサー旧車動画

伝説のレーサーモデル!「ホンダ VFR750R(RC30)」がBDSプレミアムオークションに出品!

公開日: 2025/02/28

更新日: 2025/03/11

国内最大級の業者向けバイクオークションを運営する「株式会社BDS」。なかでも全国のバイクショップから毎週様々なバイクが出品される千葉県柏市にある“柏の杜会場”には、希少車・名車・ビンテージバイクが集まる「プレミアムオークション」というコーナーがあります。今回はプレミアムコーナー出品車両のなかから、バイクジャーナリストの小林ゆきさんが気になる車両をピックアップ! ぜひバイク選びの参考にどうぞ!
※BDSバイクセンサー加盟店はすべて「BDSオークション会員」です。バイクをお探しの方はBDSバイクセンサー加盟店舗にご相談ください。

世界限定発売! 伝説のレーサーレプリカ“RC30”

世界限定発売! 伝説のレーサーレプリカ“RC30”
世界限定発売! 伝説のレーサーレプリカ“RC30”

ホンダ「VFR750」

RC30という呼び方で有名な、往年の名車ホンダの「VFR750」でございます。

80年代になんとシリアルナンバーがついて世界限定で発売された車両です。ホンダもレーサーレプリカ分野をいろいろ出しましたが、こちらは間違いなく耐久レーサーレプリカとして出たものです。87年発売ですけれども、ホンダさんといえば美しいアルミツインフレーム。当時手作業で作った溶接痕が美しいです。ぜひ愛でていただきたいというところで、そしてなんといっても足回り。片持ちのスイングアームが市販でいきなり出ました。スイングアームが左側にあって、右側にホイールが抜ける。これは耐久レースで右回りのコースの時にピットのメカニックさんがホイールを右側に抜けやすいとためにしたという説があります。

こちらの車両は歴史的な背景がすごいというのもさることながら、日本ではテイストオブツクバという旧車レースがあり、90年代初頭からそういったレースが盛んだったんですが、ついにヨーロッパやアメリカでも広まって80年代とか90年代あたりの年式のバイクを海外のバイクマニアがみんな欲しがっているんですね。レースも盛んですので、往年の名ライダーが乗ったり、当時の車両で走るという流れが今あります。いきなり手を出すのは大変かもしれませんが、持っていたらとても自慢にもなるし、しっかりメンテナンスすれば当時の乗り味をサーキットでも楽しめるかなと思います。

どこに眠ってた!? 見た目は新車の“CB750-2”

どこに眠ってた!? 見た目は新車の“CB750-2”
どこに眠ってた!? 見た目は新車の“CB750-2”

ヤマハ「LANZA」

DTのLANZAです。年式がおそらく97年モデルだと思うんですけれども、年代的に排ガスの検査が次は引っかかるよねということで、各メーカーがストロークを止めつつある時代でした。今スペックを見ましたが、なんと250ないのに40馬力も出るそうです。

そして新車かな? っていうぐらい外装がめちゃくちゃキレイで、走行距離も1400キロ台と、倉庫にしまってあった車両なのかなと思います。走った痕跡もほとんどわからず、どうして現代にこれが出てきたのかさっぱり分からないんですけども、走るための整備をしてあげれば往年のストロークの40馬力楽しめると思います。

ホンダ「CB750-2」

CBシリーズは非常に人気があって、特に2型になったことでこのタンクがより往年のCBっぽくなりました。こちらのタイプは80年代のCB750で使われていた赤・白・黒の3色使いが非常に人気が出た車両だなという記憶がございます。BDSは全国からよりすぐりの車両が集まってきますので、こちらは走行距離が1万6000kmだそうですけれども外装がとてもキレイですね。

中古車を見るときは銀色のパーツを見ててください。年式にもよるんですが、ミラーのメッキや、ハンドル、サイド、マフラーが銀メッキになっておりますけれども、やっぱり年数によって白ちゃけやサビが浮くことがあるわけです。それが保管具合によってキレイに保たれるんですが、こちらの車両は10数年前なのに新車に見えるぐらいキレイ。なんでだろうと思ったらどうやら北国出身なんですね。おそらく冬場ガレージ保管されてたのではないかなと見立てました。屋外で置いていておくと大体サビが浮いていたり、ゴムやパーツも紫外線で破れたりするので、その辺も中古車選びの際はぜひチェックをしていただければと思います

バイクブーム再来で人気になった“ZEPHYR1100”

バイクブーム再来で人気になった“ZEPHYR1100”
バイクブーム再来で人気になった“ZEPHYR1100”

カワサキ「ZEPHYR1100」

当時そこまで人気あったっけ? という車両なんですがバイクブーム再来でめちゃくちゃ人気が高まりました。こちらの出品車両は初年度登録が平成18年、そして走行距離なんと5700km。こういった車両もまだ出てくるんですね。

そして、検査表にはワンオーナーと書いてあります。つまり前のオーナーさんが1人だけということで、これは中古車選びの時に結構いい情報ですよね。間に何人も介していると、例えばカスタムでエンジンの中身だとかキャブレターとかその辺をいじられているとどうなってるかわからないんですが、ワンオーナーさんであれば、そこまでグチャグチャになっていることは少ないと思います。ということでこちらも年式が古いんですが、めちゃめちゃキレイな状態で出品されております!

バイクブーム再来で人気になった“ZEPHYR1100”



BDS記事一覧BDSバイクセンサー記事一覧
その他のインプレ記事も盛りだくさん。

新車・中古バイク情報なら、BDSバイクセンサー

新車・中古バイク検索サイトのBDSバイクセンサー公式HP。全国のバイクショップから中古バイクの最新情報をお届けします。

BDSバイクセンサー

人気記事ランキング

ライダースカフェから発展した複合型施設「 宮ケ瀬ヴィレッジ」

ライダーの気持ちに応えるように2006年以降、いくつかのライダースカフェが東京やその近郊にオープンし...


50cc時代に幕。2025年4月1日、『新基準原付』スタート!

道路交通法施行規則が改正され、4月1日より適用される。これにより、原付一種にしか乗れないユーザーで...


2024年新車国内出荷台数、約32万台でコロナ禍以前の水準に

2024年の新車国内出荷台数は32万0300台(二輪車新聞調べ・推定値)となり、コロナ禍以前の水準となった...


二輪自動車整備士の講師が教えるバイクメンテ教室! ~ブレーキ編~

日常点検、皆さんやられてますか? 危険なトラブルの早期発見になる非常に重要なことです。今回は【ブレ...


AJ東京、小澤明人氏による人材確保セミナーを開催

東京オートバイ協同組合(AJ東京)は7月30日、東京自動車サービス健保会館で、講師に採用コンサルタント...


2024年キャッシュレス決済比率は42.8%。導入の課題は決済手数料分のコストをいかに確保するか

かつて“現金大国”と呼ばれた日本だが、いまや財布を持たなくても不自由なく生活できる時代となりつつあ...


バイク希望ナンバー制、令和8年度導入へ

クルマには既に導入されているが、バイクへの導入は見送られていたナンバープレートの『希望番号制度(...


2024年二輪国内保有台数。全体はマイナスだが、原付二種以上の合計では過去最多を記録!

2024年の二輪国内保有台数が約1028万台となっていることが、経済産業省『二輪車産業の概況』によって分...


HONDAグロムでオフロードを楽しむ! iRCのGP-22タイヤに交換するだけ!

“オフロードブームが来ている!” 新型「シェルパ」のYoutube動画が10万回再生されたということで、今回...


125ccクラス最新スクーター“11台”足つき比較インプレ! <ホンダ・ヤマハ編>

大好評の足つき比較企画“第3弾”「125cc最新スクーター11台足つき比較」! 今回もユーメディアの横浜新山...