ホンダニューモデルEV

原付二種の電動二輪「CUV e:」報道試乗会開催

公開日: 2025/07/02

更新日: 2025/07/08

ホンダは6月19日、1110 CAFÉ/BAKERY(埼玉県川口市)で「CUV e:」の報道試乗会を開催した。CUV e:は、“Smart Ride,Future Ready”をコンセプトに開発された原付二種の電動二輪パーソナルコミューター。昨年インドネシアで初登場し、国内では今年の6月20日より発売を開始している。

動力用電源となる交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」は、シート下に2個搭載。一充電あたりの走行距離は、57km(60km/h定地走行テスト値)を実現している。また、パワーユニットにはホンダ独自開発のモーターを採用。磁気回路と構造の最適化によって、高効率化を図りながら力強さと扱いやすさを両立させ、最高出力6.0kWを実現している。

さらに、画面反射を抑えることで視認性を向上させた、7.0インチTFTフルカラー液晶メーターを搭載。また車両とスマホをBluetoothで連携することで、通話やナビゲーション機能などが利用できる「Honda RoadSync Duo」システムも採用している。

出力性能や扱いやすさを両立させた独自開発モーター搭載
出力性能や扱いやすさを両立させた独自開発モーター搭載

CUV e:の開発責任者である後藤香織さんは同モデルについて、「CUV e:は、ただ電動ユニットを置き換えるだけではなく、スロットルレスポンスの良さや加速性能などを向上させることで“操る楽しさ”を追求しました。原付二種のEVバイクだからこそ味わえる走行時の楽しさを体感してください」とコメント。

メーカー希望小売価格(税込)は車両本体が20万200円、バッテリーや充電器をセットで購入した場合が52万8000円となる。



ホンダ記事一覧ニューモデル記事一覧
その他のインプレ記事も盛りだくさん。

バイクショップの求人
BDSバイクセンサー

人気記事ランキング

50cc時代に幕。2025年4月1日、『新基準原付』スタート!

道路交通法施行規則が改正され、4月1日より適用される。これにより、原付一種にしか乗れないユーザーで...


2024年キャッシュレス決済比率は42.8%。導入の課題は決済手数料分のコストをいかに確保するか

かつて“現金大国”と呼ばれた日本だが、いまや財布を持たなくても不自由なく生活できる時代となりつつあ...


2024年二輪国内保有台数。全体はマイナスだが、原付二種以上の合計では過去最多を記録!

2024年の二輪国内保有台数が約1028万台となっていることが、経済産業省『二輪車産業の概況』によって分...


制限速度が半分に!? 2026年からの新しいルール

時代に合わせて少しずつ変化している道路交通法。来年以降の二輪に関わる改正道路交通法施行令にはどの...


セブンイレブンが全国の店舗で値引き販売実施! 目印は緑色の「エコだ値」シール

日本全国に2万1551店(2024年4月末時点)もの、コンビニエンスストア「セブンイレブン」を展開するセブ...


125ccクラス最新スクーター“11台”足つき比較インプレ! <ホンダ・ヤマハ編>

大好評の足つき比較企画“第3弾”「125cc最新スクーター11台足つき比較」! 今回もユーメディアの横浜新山...


二輪免許取得者数33万6943人でコロナ前の水準に戻る。年齢別ボリュームゾーンは20~24歳

二輪免許の取得。これは免許区分に関わらず、バイクに乗る、という意志の表れである。つまり、この数字...


国交省がオートロック解錠の共通システム開発を支援。置き配の活用を進め、再配達削減を目指す

宅配便業界では現在、深刻なドライバー不足による過重労働や運送コストの増加などが問題となっている。...


KAWASAKI「Z650RS」足つき&取り回しインプレ!

Zの血統を受け継いだカジュアル・レトロスポーツバイク「Z650RS」を、バイクジャーナリストの小林ゆきさ...


世界的に拡大する電動アシスト自転車市場、日本の国内販売台数は80万台超と“ママチャリ”以上

電動アシスト自転車という言葉を聞くようになって久しい。初めて国内で販売されたのは1993 年。あれから...


DYM
SEO Ranking