公開日: 2025/07/28
更新日: 2025/08/08
二輪誌『モトチャンプ』をはじめとする四輪・二輪雑誌のほか、ファッションやアウトドア、スポーツなど、さまざまな分野のメディアを発行している株式会社三栄は6月24日、メグロの歴史とメグロへの愛がギッシリ詰まったムック本「『MEGURO 100』メグロとWとカワサキ、100年の物語」を発売した。
メグロというバイクブランド名は、二輪業界に関わる人なら誰もが知っているだろう。同ブランドのメーカーである目黒製作所の歴史がスタートしたのは1924年。1960年代に現在のカワサキと合併し、メーカーとしての目黒製作所はなくなってはいるが、カワサキにはメグロの技術等が受け継がれ、100周年を目前に控えた2021年にはカワサキから『MEGURO K3』が発売されている。この『K3』は、1960年代のメグロ『スタミナK1』、カワサキ『カワサキ500 メグロK2』以来の半世紀ぶりとなる「K」シリーズなのだ。
そして100周年を迎えた昨年、『MEGURO S1』が発売された。同車のモチーフとなったのは、日本初の250ccモデルとなった空冷・4ストローク・単気筒・248ccエンジンを搭載した『ジュニアJ1』からスタートした『ジュニアシリーズ』の最終型『カワサキ250メグロSG』。ちなみに、1992年発売の『エストレヤ』も同車がモチーフとなっている。
同書は、メグロおよびメグロの流れを汲むカワサキのモデルの写真などで100年を振り返るだけではない。1万字に及ぶカワサキ開発陣へのインタビュー「『W650からK3』、必然だったメグロ復活への布石」、総勢22人のメグロマニアに話を聞いた「メグロってどんなオートバイ?」のほか、「目黒製作所の文化遺産を残す町」「メグロが見えるカフェ」など、多種多様なコンテンツで構成されている。
同書は全国の書店および三栄オンラインストアなど各オンラインストアで購入可能。定価は3630円(税込)となっている。
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