公開日: 2026/10/15
更新日: 2026/10/21
日本のカスタム界を牽引してきたAUTO MAGIC(オートマジック)が新事業と共に思い描く、二輪業界の未来とは。
千葉県千葉市にあるオートマジックは1988年創業のカスタムショップ。当時は、空前のバイクブームを経て、カワサキの大型空冷4気筒やGPZ900R、ホンダCB系などの「逆輸入車」が人気を集めていた頃。日本において「カスタムバイク」という概念がまだ存在しなかった時代、代表の荒木美佐夫氏が生み出す「改造車=カスタム」は二輪メディアやライダーの注目を大いに集めた。
当時は空冷時代のバイクに現行車の足回りなどを移植する「純正流用改造」が主流であった。しかし安易なパーツ流用は危険を伴い、重大事故は後を絶たなかった。
オートマジックは先駆者として「カスタムの合法化」にいち早く取り組み、理論的かつ安全な車体改造、エンジンチューニング、オリジナルパーツの開発に乗り出した。その姿勢は二輪業界全体に多大な影響を与え、今日に至っている。現在においてもオートマジックが製作する「合法的なワンオフカスタム」の完成度は、他の追随を許さない。
そんなオートマジックがこの度、撮影用スタジオ「V-MODE IMAGE STUDIO」をオープンした。きっかけは荒木氏が「自分の製作した車両を記録したかった」というものだった。プロカメラマンの助言で建築した結果、ターンテーブルを備えた大型ホリゾントの本格的スタジオが完成し、レンタルスタジオとして事業化する運びとなった。都内から40分、本格的な撮影スタジオはプロ・アマを問わずレンタル可能である。多くのスタジオが閉鎖される昨今、新たなスタジオのオープンは二輪雑誌業界においても朗報であった。業務拡張に伴い、オートマジックでは新たな人材の募集・育成にも力を入れている。
「本気でバイク業界の底上げを考えたら、優秀な人材の育成こそが大切だと思います。その先にライダーを楽しませるプロショップが増えていく……。そのような構図が望ましいと思いませんか? どんなライダーにも安心なディーラーの存在は大切です。しかし年式やメーカーを問わず、あらゆるライダーのニーズに対応し、困った状況を改善できるスペシャルショップも増えていかなければならない。そんな場所から新しい流行が生まれてくるのだと考えます。趣味嗜好のレジャー産業には個性あるショップの存在が不可欠です。今は厳しい情勢ですが、バイク屋勤務の若いスタッフの皆さんには明るい未来があります。その為にも自分磨きができる職場を見付けて欲しいのです」
中古バイク、パーツのカスタマイズはバイク専門カスタムショップのオートマジック
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