公開日: 2026/10/20
更新日: 2026/10/22
バイクジャーナリストの小林ゆきさんとBDSイメージガールの竹川由華さんが、ホンダ「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」「CBR400R FOUR E-Clutch」メディア試乗会に参加し、雨の峠道で試乗インプレを行いました! 竹川さんの「電子っぽい」とは何か!? 小林ゆきが解説します!
小林―――こんにちは、バイクジャーナリストの小林ゆきです!
竹川―――皆さんこんにちは。BDSバイクセンサーイメージガールの「たけはん」こと竹川由華です。よろしくお願いします! 今回はホンダの試乗会に来ていて、今日は天気があんまり良くないんですけど、静岡県御殿場にやってきました。
小林―――今回乗る車両は、新型となりました「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」と「CBR400R FOUR E-Clutch」でございます。御殿場というからには峠道が近いので、そちらで試乗してまいります。
●小林さん試乗「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」
小林―――ああ、めっちゃ立派な音がする。早速なんですが、今日はホンダのニューモデルCB400 SUPER FOUR E-Clutchに乗っております。信号停車時はクラッチ握らないけれど1速に入っていて進まない。このままクラッチ操作なしで進むことができます。
シフトギアは足元で操作していきます。クイックシフターが最近のスポーツバイクはたくさんついておりますので、その操作感と一緒にということになります。クラッチは使わずにどんどん足元でシフトペダルを上げていくんですけれど、以前にもE-Clutchモデルに乗ったことがあります。ホンダのクラッチレバーを使わずにシフトアップ・ダウンさせるE-Clutch、他のメーカーさんも似たような機構がついているものありますが、ホンダは結構しっかりとしたシフトの感覚があります。クイックシフターモデルは逆にスコスコに力を入れずに、シフトのフィーリングのガシャガシャっていう感じも軽く上げ下げできるものがホンダは多いんですけれど、このE-Clutchはしっかり感があります。
山道に突入しております。モードは普通のモードだったんですが、ここから早速モードを変えていきたい。スポーツモードに入りました。今日雨で路面が濡れてるんですけど、トラクションコントロール、ABSついてますから、このまま峠を走っていきたいと思います。
先ほど本当に私初めてこの実車を見まして、またがった感覚、大型免許を取った後に教習車のCB400とかCBX400とかまだあった頃ですけれど、あのあたりに乗った感覚に近かったです。足つき良いんですけれど、シート幅割とドッシリ感があるというか、少し幅はあるんですが、シートそのものの高さは低いので片足ついた感じの足つきが良い。そこから起こす感覚というのは、やはり前のCB400 SUPER FOURよりも10数kg軽量化を図ったということで、軽さを非常に感じております。
エンジンかけた時にちょっと心奪われました。非常にバイクらしい。これ本当に400cc? っていうくらい迫力あるサウンドが聴けまして、ライダーに与えるエキゾーストノートであったり、エンジンからの直接的なサウンドであったり、それがパワー感があるなと。実際スペック上も結構パワー出してきてるんですね。スペック上もう60馬力近い数字をそもそも出してきております。ですので発進時、久々に400ccで、おっパワーあるねと感じました。その段階でもう楽しい、すごく楽しい。
箱根の峠道に入りました。さっき実は6速に入れたまま峠道に入ってきて、峠道ですからここ規制速度厳しい数字になってますけれども、6速のままスロットルのオン・オフだけでなんとかいけているという。これトルクだけじゃなくてある程度のパワーがないとそういった芸当はできないんですけれど、こんな低い回転数で2000回転ぐらいでスロットルのオン・オフだけで滑らかにこの峠道を制しているという感覚があります。
ちょっと下げてみようかな。4速ぐらいがちょうどいいかなという感じで、3速に下げると、すごい今スポーツモードですし、めちゃくちゃキビキビ走ってる感じがします。難関の路面の縦溝なみなみなんですが、前回ホンダの車両に乗った時も思ったんですが、このあたりがやっぱり車体のオーソドックスな構成として、微妙にもしかしたらトラコンも効いているのかもしれないんですけれど、オートバイにとっては大敵のこの縦溝すらもおっかっびっくりなんか全然ならないです。
規制速度以下でゆっくりとトロトロ走ってますが、こういった状況で濡れた路面、縦溝でどんどんフロントのタイヤをすくわれるという状況って本当オートバイ恐ろしいんですけれど、特にリア周りがしっかりとグリップ感を担保してくれている感覚があります。
今回リアサスのリンク形状が新設計ということで、少し動くような方向で1G(乗車時荷重)で下がるような方向で作ってあるということなんですが、その辺がもしかしたら極低速、滑る路面、このあたりの安心感にもつなげているのかなという感覚があります。
何にせよ、何が来ても怖くないよぐらいのとっつきの素晴らしさにちょうど感動しております。急にここでやらないですけれど、このバイクで急にハンドルフフルロック、Uターンしてくださいと言われても、できそうないくらい気持ちもバイクを制している感じがします。
大絶賛しすぎはどうなのかしら。もうちょっと細かくインプレしていきますけれど、まず座ってる状態でハンドルシッティングポジション、お尻の位置、足元、私身長160cmなんですが、手足短め、ハンドルは若干私にとっては肘が伸びがち、少し遠いかも。でもこれは普通の身長の方、170cm前後の方はちょうどいいかなと思います。
思いのほかハンドル意外と広く取ってあるんですね。バーハンドルなんですが。シートのあたり、先ほどお尻のあたりがドッシリと広いと言いましたが、シートの先っぽがすぼまっているとは言いましたが、お尻が実際に乗っかっているあたりは横に広いですけれど、膝元あたり太ももから先はしっかり細くなっておりますので、これが足つきにかなり貢献しているかなという風に思います。足元なんですが、ステップ周り、膝の角度は少し鋭角になっているかなと思います。
●小林さん試乗「CBR400R FOUR E-Clutch」
小林―――ここからはホンダのニューモデルCBR400R FOUR E-Clutchに乗っております。先ほどCB400 SUPER FOURの方に乗りましたが、こちらもある程度共通車体ながらフルカウル、そしてこちらセパレートハンドルなので少しだけ前傾しております。
ポジションのインプレからなんですが、シートのあたりとステップ、なんとなくCB400 SUPER FOURよりもシートの幅が狭いような気はするんですよね。シート自体は共通ではないと思いますので。タンク周りもちょっと足元に当たる感覚が違いますので、ステップの位置もしかしたら違うかもな、こっちの方が高いかな。それによって足元もかなりコンパクト、私短足気味なのですが、しっかりステップワーク、ただドッシリ座っているだけでもしっかり足元で入力が可能なぐらい良い感じの位置になっております。
膝の角度は鋭角ですよね。ハンドルのポジションなんですが、セパレートハンドルで少し低めの位置なんですけれど、体がちょっと前傾しているものの肘の曲がりはありますね。なので、そこまでハンドル遠くないんですよ。遠くないのでそこまで前傾きついという感覚はございません。
エンジンのパワー感と音の作り方と言いますか、出方と言いますか、そのあたりがすごくライダーに対してバイク乗ってるなという感じをすごく与えます。4気筒、ホンダはインラインフォーという言い方しますよね。インラインフォー直列4気筒ならではの滑らかさ、実際には滑らかだし、そのエンジンから奏でるエキゾーストノートというのがいかにもバイク乗ってるよ、レシプロエンジン動かしてるよという、少し低めのトーンの迫力ある音を私のお腹から胸のあたりに至るまで包み込まれております。フルカウルだから余計にその感覚がしっかり来ております。ハンドルにしてもステップ周りにしても、全て私ぐらいの身長であってもどこからでもコントロールしていけるんだよと、無理なく乗れるんだよと。
ホンダさんはやっぱりCBは中核の最も大事なスポーツモデルの名前ということになっておりまして、ですから最もスタンダードな、最も王道はということを追求してみたんだということを先ほど発表会でホンダの技術者の方がおっしゃっていましたけれど、今の厳しい状況で先を見る余裕があるというのは、やっぱり運転操作に余裕があるというところから生まれると思います。
路面に刻まれた縦溝においても、フロントタイヤが多少取られる場面はありますが、少しずつ私を助けてくれている感覚があります。急なことができないので試すことはできないのですが、少しずつやっぱりちょっとヤバいぞというところで介入はしてくれていると思います。もちろんインジェクションですから、このエンジンの出力の感じというのもごくごく低速、今時速10kmぐらいで進んでいますけれど、そんな中でもスロットル操作とこの進む感じというのがギクシャクとか一切しないですね。
市街地に戻り、ようやく足を着きました。私の様な短足族でも両足というか踏み替えも足下ろすだけでいいです。今踏み替えてシフトギア入れそうになりましたよ。間違えちゃいますね。
でもこれ慣れるとクラッチ要らないのが疲れもなくなるんですよね。やっぱりクラッチ操作ってそこまで力要らないと思うじゃないですか。ですけれど指なり手のひらの筋肉を使うというのは一の腕、二の腕、肩甲骨あたりまで効いてくるというわけなので、やっぱり長時間長距離走ると知らず知らずのうちに、クラッチだけではないですけれどね。ただブレーキ操作はやめるわけにはいかないので、使う筋肉を1つでも減らして疲労を軽減しようということになれば、このE-Clutchというのはかなり疲労軽減にはつながるのかなと思います。そういう意味では華奢な方、体力のあまりない、筋力のない女性とか、あとは年齢を重ねた方なんかは、こういったE-Clutchという選択肢はありなのかなと思います。
●竹川さん試乗「CBR400R FOUR E-Clutch」
竹川―――皆さん、こんにちは。BDSバイクセンサーイメージガールの「たけはん」こと竹川由華です。CBR400R FOURの試乗をしています。本モデルはE-Clutch搭載ということで、私は今クラッチレバーを使わずに、操作せずに足だけでギアを変えています。
今モードは一番スタンダードなロードタイプのモードで走っているんですけど、今日はちょっと天候が悪めでございます。一番スタンダードのロードモード以外にもスポーツモードとアーバンモード、帰宅する時とかにすごい体に負担がかからないモードだって言われてたんですけど、あと自分好みにセッティングできるモードがあるみたいです。
やっぱりE-Clutch搭載されているので左手を使わずに操作ができるというね。なので、急に速度が落ちちゃったりとかする時とかでも足だけでギアを変えられるのですごい運転しやすいです。
どうしても視界が悪くなったりとか、こういう峠道とかだと色んなことに気を使う、より気を使わないといけなくなるんですよ、運転していると。普段だったらもっと先まで見えているのに、今日は霧でモクモクしてるので見えないから、さらに飛び出しとかを予測していつも以上にしたりとかで、そういう時に操作が1つ減るだけでも気持ちも楽だし、運転していてすごいちょっとゆとりがある運転ができるんじゃないかなと。
今スポーツモードを試したんですけど、アーバンモードにちょっと変えてみようかな。ビューンと開けた時の加速感も少し変わった感じがして何だろうな。どちらかというと、ずっしりしっかり地面を捉えて走っている感じがします。スポーツモードもしっかり地面を捉えて走ってるんですけど、何だろう、なんかずっしり走ってる感覚です。
●竹川さん試乗「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」
竹川―――小林さんとチェンジして、私は今CB400 SUPER FOURに試乗しています。
今10kmまで下がったんですけど、速度が「ちゃんとギア下げてくださいね」「落としてくださいよ」っていう矢印が出ていましたね。やっぱり速度が合っていなかったら、そのギアにバイクがすごく賢いので教えてくれるっていうのも、初心者ライダーは走っていて「今何速で走ったらいいんだろう」ってわからないと思うんですよ。私もバイク乗り始めた頃、「どこでギア変えるんですか」「ここは何速で走っていればいいですか」みたいな感じだったので、ちょっと今急に落ちすぎたなみたいな時とかはバイクが教えてくれるという、バイクが賢いのでめちゃくちゃいいなって思いました。
3速にシフトダウンして走行します。スポーツモードにすると全然違いますね。またパワーもあって、走り出しのグンと力強さがあり、スーッとスムーズに運んでいってくれる感じがあります。これは多分CBRも同じだとは思うんですけど、CBRもこのメリハリのある動きがすごく楽しかったので、CBも今スポーツモードに変えて、アクセルを開けた時の発進感が変わりました。普通にまっすぐの直線を走っている時の走り心地もスーッと運んでくれている感じがします。
スポーツモードはすごく速度を出しているような気分になれる。走り出しのアクセルを開けた時のパワーと力強さで、走っている時にスムーズにスーッと連れていってくれるこの感じが本当に速度出してます、走ってますという感じを与えてくれてます。
もうちょっとしたらゴール地点も近くなってくるので、アーバンモードに変えました。アクセルを開けた時のパワー感が違いますね。同じ開け方をしているんですけど、この走り出しのアクセルを開けた時のムンというパワー感がかなり抑えられている感じがします。今信号待ちをしているんですけど、1速のまま止まっています。右足ステップに乗せた状態で左足かかとまでベタ着きですね。発進します。
小林―――ということで乗ってきました。さっきちょっと雨ひどかった...。でもかえってちょっと悪いコンディションなので、この本質が見えたかなという風に思います。じゃあまず私がこのCB400 SUPER FOURの方、ちょっとまとめてみますが、とにかくホンダさん、今までは王道あるいは良い意味でもそうじゃない意味でも「万人向け」みたいなことは言われてたんですが、車両としては非常にとっつきが良い。またがった瞬間、足めっちゃ着く感じで、しかも軽くなっているので起こすのも取り回しもめちゃくちゃ楽なんですけれど、それだけじゃないという付加を加えてきたからこそ新型なんですよね。
1番思ったのが、エンジンかけた瞬間のあのドロドロドロっていうすごく迫力のあるエンジンサウンドで、サウンドだけじゃなくて走り出しても数字からハッキリ分かるんですが、まずパワーがすごく出ている。乗り出しも音も相まって「これ750ccですか?」「もうちょっとリッターなの?」って思うぐらいすごく大きなバイクに乗ってる、ザ・モーターサイクル扱ってますみたいな感覚がありました。それ以外の細かい話を乗りながらのインプレでもう一度見ていただきたいんですけれど。
そんな感じで、もちろん初心者もおすすめ。そして今まで大型乗ってるよという方も、あえてこのぶん回せる、しかもパワー感もしっかりある、見た感じも実はちょっと大柄に見えるという感じなので、こういった存在感のある、でも日常使いもおすすめできるようなバイクを1台持っておく、もしくはちょっと大型・リッターバイクきついよという方も、これだったら「最後のバイク」みたいな言い方よくしますけれど、そういうバイクに選ぶのがいいんじゃないかなと思いました。ということで、由華ちゃんもこれ乗ったんですよね?
竹川―――乗りました。すごく楽だなって思いました。やっぱり今日なんかは本当に雨も降っていて、霧でもやがかかっていて前が本当に視界が悪い状態だったんですけど、左手の操作を1つ省くことによって、より他に注意しないといけないところに視野を向けられる、思考を向けられるっていうのが。ベテランライダーさんもやっぱ長距離とか運転してると疲れてくるから、やっぱこの1つ操作なくなるっていうのはすごくいいと思うし、初心者のライダーさんも結構やっぱり峠走ってみたいとかで、まだ走り慣れてないけど行くこと多いと思うんですよ。
そういった時にじゃあ今日みたいに視界が悪くて急に前の車が減速し始めました、落とさなきゃってなった時に、握らなくていい、そのまま落とせるっていうのはすごく安全だし安心感があるなって思いました。あと最後の帰ってくるところの右折のところがちょっと急な右折だったんですけど、そこもじゃあ3速のまま減速して、「あ、ちょっとこの速度危ないかも」とか思ったんですけど、低速でも結構しっかり走ってくれて。バイクが賢いんで速度合っていなかったらちょっと自動で合わせてくれてるのかなってぐらいすごい走りやすかったです。低速でも、60kmくらいの速度でも乗りやすいバイクだなって思いました。
小林―――ギアを落とし切れなくて「回転低すぎるよ」っていう時も「ちょっとギア高いんじゃない?」って教えてくれるんだよね。
竹川―――教えてくれますね。ダウンはダウンで教えてくれるし。アップはアップで教えてくれます。
小林―――続きましてCBR400R FOURなんですけれど、これも今日私、実は実車見るのが初めてで、まじまじと見るのが初めてで、もちろんまたがるのも初めて、なんなら試乗の途中で乗り換えて急にまたがったんですけれど、いわゆるプラットフォームと言ってある程度エンジンとフレームは一緒なんですが、こんなに別のバイクなのかと思うぐらい全然またがった感じから別物でした。別物なんですが、なんと見た感じはもちろんネイキッドの方が足つき良いんじゃなかろうかって皆さん想像しますよね。違います。こっちの方が実はいいんですよ、足つきの方は。ただハンドルはセパレートハンドルなんですけれどね。割と座る位置とハンドルはそこまで遠くないので、私のような手足短めの短足族でも短腕族でも全然コントロールは問題ないという感じでした。なので、見た感じのイメージと、実際乗った感じのイージーさというか手軽さは全然別物だというのは是非皆さん知っておいていただいて。
乗った感じなんですけれど、こちらも本当にザ・王道という感じで、スタイルからするに、これもちろんスーパースポーツとは別次元のものなんですよね。そこにフルカウルを与えるということは、やはり長距離ツーリングとかそういったところが非常に楽になる方向で作ってるのかなという風には思いました。ただ、皆さんこれ400ccだからと言ってもう本当侮らないでください。またがってエンジンかけた瞬間に、これも本当750ccかリッターかって思うくらいものすごく迫力のあるエンジンサウンドだけじゃなくてですね、エンジンからもうフルカウルなんで直接迫力のあるエキゾーストノートだけじゃないものがライダーを包み込むという感じがあります。
ハンドリングなんかもオーソドックスですし、あと今晴れつつあるんですけれど、先ほどはなかなか厳しいコンディションで雨も結構降ってたし霧だったんですけれど、しかも私乗り換えて下りの峠道走ったんですが、バイクがどんどこどんどこ色々私を助けてくれる、怖いものが無いと思えるくらい非常にライディングがイージーというか余裕がある走りをバイクを作ってくれるという感じがありました。とにかく楽ちんなセパハンのバイクでした。由華ちゃんどうでしょう?
竹川―――もちろんシート高どちらも同じなんですけど、圧倒的にCBRの方が足つきが良くて、まずその足つきの良さがまず1つの安心感だなと。よりスポーツモードが楽しかったので今日ちょっとあんまり試せなかったんですけど、こういった峠道とかだとこのCBRで走るともう本当バイク自体が賢いので、より楽しく走れるんじゃないかなって。自分がすごくライディングうまくなったような勘違いさせてくれるバイクだなって思いました。
小林―――さっきさ、由華ちゃんが「電子っぽい」と表現していましたね。
竹川―――電子っぽいですよ。またがった時の感じが本当に振動感もなく、なんかスッとエンジンも……、まあモニターから電子っぽいんですけど、すごい。
カメラマン―――電子っぽいってどういうこと?
小林―――おそらくなんですけれど、アナログじゃないという言い方。あとは……。
竹川―――走ってる心地も電子っぽくてスーっという感じが。
小林―――ちょっと翻訳で、電子制御?
竹川―――そうそうそう、電子制御!
小林―――の電子。昔のバイクで言えば制御っていうのは本当機械でやるとか、電気的にメーターとかセンサーとかで、今はもう電子制御、色んな制御が効いていて、例えばトラクションのコントロール、ホンダで言えばトルクコントロールであったりとか、ABSであったりとか、あとホンダで言うとこのTBW、スロットル・バイ・ワイヤ。アクセルがワイヤーでインジェクション開いたり閉じたりしないで、センサーで電子的に制御させているっていう、そういう制御が非常に賢い。
竹川―――なるほど、普段乗っているバイクと本当に乗り心地が違うので、なんかすごい電子っぽいなって。
カメラマン―――その感覚は合ってるの?
小林―――感覚は合ってると思うし、もうちょっと加えさせていただくと、その電子制御系もメーカーさんの考え方とか進化によって色々なパターンがあって、ライダーの感覚を先回りしちゃうようなモデルもあれば、ライダーの制御感であくまで自然に介入というか悟らせないように入ってきてくれる。この2つはどっちも賢い方、分からないように実はバイクが制御してるんだけど、ライダー自身は制御されてるなんてあんまり思わずに、自分がどんどんうまくなってるみたいな。
竹川―――そうなんですよ。制御されてる感は全くなくて、もうすっごい上手くなってる感じするんですけど、普段乗ってるバイクと乗り心地が違いすぎて、電子っぽいなって。
小林―――未来っぽいって言うんでしょうかね。
竹川―――皆さんも乗って電子っぽさを体験してほしい!
小林―――私のようなバイクブーム世代、キャブレター最高とかアナログなロートルの皆さんも「電子制御なんて」と思う人いるかもしれないけれど、安心してください。そんなわざとらしい雰囲気全くないし、本当にライディングを助けてくれるし。多分ちょっと想像なんですけれど、これまたサーキットとか持っていったらまたちょっと違うと思います。ここは人間が超えてくるのかななんて「お前もうちょっと入ってこいよ」とかいう部分が出てくるかもしれないけれど、今日みたいに雨の日の峠なんかは良い感じでした。
ということで今日は「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」と「CBR400R FOUR E-Clutch」に試乗してきました。足つきはまた別の動画をご覧ください!
【小林ゆきさん略歴】
横浜育ちのバイクブーム世代。バイク雑誌の編集者を経て、現在はフリーランスのライダー&ライター。バイクを社会や文化の側面で語ることを得意としている。愛車は総走行距離25万kmを超えるKawasaki GPz900RやNinja H2など10台。普段から移動はバイクの街乗り派だが、自らレースに参戦したり鈴鹿8耐監督を経験するなど、ロードレースもたしなむ。ライフワークとしてマン島TTレースに1996年から通い続け、モータースポーツ文化をアカデミックな側面からも考察する。
◎小林ゆきブログ
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◎Kommonちゃんねる
【竹川由華さん略歴】
滋賀県出身のアイドル。愛称はゆうかりん。第二回サンスポGOGOクイーン審査員特別賞受賞。バイク好きの両親の影響で、自身でもツーリングに行くバイク女子。愛車はGPZ750・CBR250RR。2022年3月「BDSバイクセンサー」のイメージガールに就任。バイク好きアイドルとして活動の幅を広げている。
◎X(Twitter)
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◎竹川さんちのゆうかちゃんチャンネル
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