交通安全講習埼玉県

「3ない運動」撤廃から3年。埼玉県教育委員会は高校生への交通安全講習を継続

公開日: 2021/08/26

更新日: 2021/09/09

 埼玉県教育委員会は7月26日、埼玉県和光市のレインボーモータースクール和光で「令和3年度 高校生の自動二輪車等の交通安全講習」を開催した。

「高校生の自動二輪車等の交通安全講習」に今年は26名が参加

女性白バイ隊員による乗車前のアドバイス

「3ない運動」を廃止し、平成30年に「高校生の自動二輪車等の交通安全に関する指導要項」を制定した埼玉県。免許の取得や車両の購入および運転は届け出制となり、交通安全については「各学校は、運転免許取得等の手続に従って、運転免許取得者等を把握するとともに、県教育委員会等で主催する自動二輪車等の交通安全講習の受講を積極的に促す」としている。

 今回の参加者は26名。車両を所有している生徒は自車で実技講習を受講し、持っていない生徒は座学を中心に行った。参加車両で最も多かったのは、スクーター。他に、NS-1、エイプ、RZ50、CB400SF、CBR250RR 、YZF-R25なども見られた。

目的を明確にすることにより、高校生が取り組みやすくような工夫を施す

トラックや対向車、自転車などを配置した交差点での走行

 実技講習は、白バイ隊員による日常点検や乗車姿勢の説明からスタート。その後、一本橋、千鳥走行、Uターン、スラローム、ブレーキング、カーブ、交差点での走行といったコースでの講習となった。一本橋でのタイム上位者にTシャツをプレゼントしたり、ブレーキングは急制動でなく目標地点で停止する目標制動としたり、カーブでは2つの速度を指定してスピードによる難易度の違いを体験するようにしたりするなど、意欲を高め、目的を明確にすることにより、高校生が取り組みやすくような工夫が伺えた。

 続いて行われた講義においても同様の工夫が見られた。走行中のシミュレーション映像を再生しながら、危険だと感じたシーンで参加者は手元のリモコンを押す。このようなゲーム感覚で参加できる危険予測講習も盛り込まれていた。
 
 また、救急救命法の講習も行われ、真剣な眼差しで心肺蘇生に取り組む姿が見られた。

胸骨圧迫やAEDによる心肺蘇生

 3年目を迎えた「高校生の自動二輪車等の交通安全講習」。今後も指導要綱に記載されているように、高校生の命を守り、交通事故の当事者とならないよう、交通社会の一員として必要な知識技能を身に着けられる場としての発展が期待される。

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