公開日: 2020/06/23
更新日: 2022/08/26
トライアンフモーターサイクルズジャパンは1月24日、トライアンフ・モーターサイクルズとインドのバジャージ・オートと長期的パートナーシップを正式に締結したことを発表した。大型バイクに強みを持つトライアンフと小型バイクを得意とするバジャージがジョイントすることで、全く新しいミッドレンジバイクを開発する。
具体的にどのようなバイクを生産するのかは発表されてないが、200〜750ccのミッドレンジの新しいエンジンとプラットフォームを生産し、複数のオプションを提供することで、ミッドレンジ内の様々なセグメントのモデルを共同開発する予定。それらをリーズナブルな価格で提供するのが、今回のパートナーシップの目的だ。
また、時期は未定だが、バジャージはミッドレンジバイクの開発だけにとどまらず、将来的にはインドにおけるトライアンフの販売活動を引き継ぐ予定。さらに、トライアンフが進出していない主要な市場においても、バジャージがトライアンフに代わり、トライアンフ製品および新しいミッドレンジバイクを提供していく。
既に進出している市場においては、このパートナーシップによって共同開発されるモデルがトライアンフの製品ラインアップの一員として加わる。トライアンフ製品とともに、新しいミッドレンジバイクも、世界中のトライアンフのディーラーネットワークを通して販売されることになる。
トライアンフは、世界中にファンをもつ映画007シリーズの最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」における、オフィシャル・バイク・パートナーになっている。この映画の中にも、新型「Tiger900」と「Scrambler1200XE」が登場するなど、世界中で注目されている。新しいミッドレンジバイクが登場するとなれば、その注目度も高くなるだろう。どのようなモデルが、いつ、どのように発表されるのか。また、日本への導入はどうなるのか。トライアンフからの続報を楽しみに待ちたい。
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