コラム

全世界累計2000万ダウンロード突破の睡眠アプリ「ポケモンスリープ」が睡眠の質向上に貢献

公開日: 2025/05/27

更新日: 2025/06/03

梅雨の季節となり、雨が降り続く日が多くなる6月。じめじめとした空気に気分が憂鬱になる人も多いことだろう。天候による気温や日照時間の変化、新生活の疲れなどから中々寝つけず、睡眠不足に陥る人が増加する時期。長期的に寝不足が続けば、免疫力や集中力の低下、精神的不調など、日常生活に様々な影響を及ぼす。そのため、十分な睡眠時間を確保することは、日々の健康において重要となる。

睡眠に対する意識はここ数年間で高まりつつあり、就寝中の状態を記録できる「睡眠アプリ」を利用する人が増え続けている。その中でも、ポケモンと睡眠を掛け合わせたゲームアプリ「ポケモンスリープ」が人気だ。7月に2周年を迎える同アプリは、リリース開始から1年も経たずに全世界で累計2000万ダウンロードを突破。日本だけでなく、世界中のユーザーが利用している。

ポケモンスリープは、睡眠時間や眠りの深さなどを計測し、データをもとに就寝時間の長さや規則正しさを評価。またその日の診断結果を「うとうと」や「すやすや」、「ぐっすり」などの睡眠タイプに分類する。そのほか、入眠用BGMやスマートアラームなど、就寝・起床をサポートする様々な機能も搭載しており、ユーザーの睡眠の質向上に貢献している。

3カ月以上のプレイで睡眠時間が約1時間増加

ポケモンスリープの最大の特長は、ゲームを楽しみながら睡眠改善をすることができる点にある。アプリ利用時、「ねむりの約束」で設定した就寝時間通りに寝ることで、ゲーム内で使用可能なアイテムを入手できる。また、出現場所やその日の睡眠タイプによって、様々な寝顔のポケモンにも出会える。そのほか、満月の時期にボーナスが貰えるイベントや、特別なポケモンが出現するイベントなども展開。利用するユーザーは、継続してゲームを楽しむために、自然と睡眠時間を意識するようになるという。

ポケモンスリープ利用者の中には、実際に睡眠改善の効果が現れている人もいる。アプリを継続利用しているユーザーの平均睡眠時間を見ると、利用当初は5時間52分だった睡眠時間が、3カ月以上継続することで7時間3分と、約1時間10分も増加。また、継続利用者向けのユーザーアンケート調査によると、他の予定より「ねむりの約束」を優先したことがあるユーザーが55.5%と、2人に1人が就寝時間を意識している結果となった。

ゲームをキッカケに、多くの人が睡眠時間に対する意識を改めつつある。世界的に愛されているポケモンと睡眠アプリの組み合わせは、特に夜更かしなどによって睡眠不足に陥りやすい若者層に効果を発揮するだろう。スマホで簡単にはじめられるため、この機会に利用してみてはいかがだろうか。

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