公開日: 2023/01/05
更新日: 2023/01/05
スズキは11月17日、ベルサール六本木で「新型アドレス125、アヴェニス125撮影・説明会」を開催した。
アドレス125は、「“The Classic Commuter” 時を経てもかわらない上質で快適なスタンダードスクーター」をコンセプトに開発。1991年の発売以来、多くのユーザーに愛用されているアドレスシリーズの最新モデルとなる。
エンジンは、パワーを落とすことなく、低燃費を実現した空冷2バルブ単気筒SOHCの「SUZUKI ECO PERFORMANCE」(以下、SEP)を搭載し、優れた加速性能と燃費性能を両立。また、アナログ式スピードメーターの周りには、ランプの色が青から緑に変化することで燃費の良い運転を確認できるエコドライブインジケーターを装備している。
スタイリングは、丸みのあるボディーやメッキを施したヘッドランプリムを採用。かつてスズキが製造していた“蘭”や“薔薇”を彷彿とさせるデザインとなっている。さらに、座り心地の良いシートと広々とした足元スペースを組み合わせることで、快適なライディングポジションを確保している。
この他にも、ヘルメットホルダーを2個装備したヘルメットトランクスペース、ハンドル下に荷物等を掛けられるフロントフック、左フロントインナーラック上部にUSBソケットなどを採用。通勤通学や買い物時の移動など、日常生活での使い勝手の良さが特長的なスクーターとなっている。
アヴェニス125は、「“The Urban Arrow” 『キビキビ』と走る軽快なスポーティスクーター」をコンセプトに開発されたモデル。車名のアヴェニスは、都市を意味する「アヴェニュー」と「ストリート」を自在に移動できるコミューターとして命名された。
エンジンは、アドレス125と同じ最高出力・トルクのSEPエンジンを採用しつつ、ECUを加速性能にこだわったアヴェニス125専用にセッティング。これを、アドレス125と同様のフレームをベースにスポーティなデザインに合わせ、軽量化を図った専用設計の大径パイプを採用したフレームに組み合わせることで、高い操縦安定性とコーナリング性能を実現している。またスタイリングは、ツートーンカラーのウェッジシェイプのボディーやモトクロッサーのゼッケンをイメージしてデザインされたメーターバイザー、エッジの効いたマフラーカバーなどを採用することで、スポーティな印象を与えている。
さらに、視認性の高いフル液晶ディスプレイを用いたインストルメントパネルをはじめ、シートを開けることなく給油が可能なヒンジ式給油口、蓋付き左フロントインナーボックスなど、使い勝手の良い装備を数多く採用している。
メーカー希望小売価格(税込)はアドレス125が27万3900円、アヴェニス125が28万4900円となっている。
アドレス125とアヴェニス125は同じエンジンとフレームを使用してはいますが、エンジンの味付けが変わっており、アヴェニス125は出足からキビキビとした走りを実現する、スポーティな性格に仕上げているとのことです。また、丸みを帯びたデザインのアドレス125と、メーターバイザーを装着したエッジの効いたデザインのアヴェニス125では、空力抵抗がかなり変わってくると思います。
両モデルともガソリンタンクがリア側に配置されているので、フロアボードが低くなっています。さらに、切れ角が大きく、車重も軽いため、身長の低い女性でも扱いやすく乗りやすいモデルになっていると感じました。
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