公開日: 2023/04/24
更新日: 2023/05/01
日本二輪車オークション協会(JABA、福田博介会長)は3月23日、都内のホテルで第11回通常総会を開催した。総会ではまず第10期事業報告および決算報告が行われ、続いて第11期事業計画案、収支予算案を審議。全会一致で可決された。
総会開始に先立ち、福田会長は次のように挨拶した。
「新車の生産体制は完全には回復していない。オークション流通においては、出品台数が4年連続で減少したが、平均成約率は85%と高水準を維持している。この背景には、円安基調による二輪車の輸出増などがある」と分析。さらに、「この先も二輪重要は間違いなく高まる。走行距離表示に関する適正化やメーター改ざん防止など、オークション流通の健全な発展に尽力する」
第5号議案「役員交代の件」では、新理事として内藤崇史氏(荒井商事)が専任された。
最後に徳山副会長が閉会の挨拶を行った。
「この数年間で、新しくオートバイに乗り始めたライダーは、かなり増加した。我々二輪業界としては、とてもありがたいこと。盗難車両の流通を防止しオートバイ流通をさらに健全なものにするのが我々の責務。使命感を感じる」と業界健全化の重要性について述べた。
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