公開日: 2023/04/24
更新日: 2023/05/01
400㏄の名車紹介だが、どうしても外せないのが愛称「サンパチ」で親しまれたスズキGT380だ。
実は僕が生まれて初めてタンデムシートに跨ったのがサンパチ。日本初のナナハン「GT750」が人気を博したことから、翌1972年、GT550と共に誕生したのがGT380。空冷2ストローク直列3気筒エンジンにシンメトリーの4本マフラーを搭載、2m越える車体、183kgの車重など、その風格は大型車に迫るものがあった。
6速ミッション、分割給油システム「CCI」など最新技術を採用。GPマシンで試された独自のエンジン冷却システム「ラムエアーシステム」により、高速走行での高い信頼性を実現。15Lの大容量フューエルタンク、リッター35km の高燃費性など、大柄な車体との相重なり、ゆとりのツーリングが楽しめるバイクとして人気となった。
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