公開日: 2023/05/19
更新日: 2023/06/29
カワサキは、“快適で気軽な移動体験を全ての人へ”というコンセプトのもと開発された電動三輪ビークル「noslisu(以下、ノスリス)」シリーズ3機種を5月20日より、順次発売を開始する。
ノスリスは、カワサキの社内公募制度「ビジネスアイデアチャレンジ」で選定された商品。より多くのユーザーに対して、安全・快適・気軽に移動できるモビリティを提供し、豊かな生活に貢献したいという思いから開発された。2021年5月より開始された事業化前のクラウドファンディングでは、電動アシスト自転車仕様50台、フル電動仕様50台が限定販売され、即日で完売するほどの人気振りであった。
販売に先駆け、5月17日には道の駅木更津うまくたの里(千葉県)でメディア試乗会を開催した。バイクジャーナリストの小林ゆきさんは、次のようにコメント。
「モーターサイクルの乗り方が染み付いている身体には前二輪の三輪車は手強かったです。新しい乗り味ですが、重い荷物を積んでもふらつくことなく安心して走ることができ、駐車場問題がクリアできれば新たなる選択肢になるのではないかと思いました」
また、BDSバイクセンサーのイメージガールを務める竹川由華さんは、「20キロしかスピードを出していませんが、電動キックボードよりも速く感じました。新しい感覚の乗り物でした」と、感想を述べている。
カワサキのモーターサイクルで長年培った設計技術と経験を活かし、独自の二輪ステア機構(特許取得済)を開発。三輪ならではの安定感と二輪自転車に近い自然な操縦性を両立し、スムーズな走行を可能にしている。ノスリスは電動アシスト自転車仕様として、幅広いユーザーに日常の移動での安定感と便利さ、楽しさを提供し自由な暮らしをサポートする。
メーカー希望小売価格(税込)は36万3000円。カラーは、ウラルブルーとメタリックフォースシルバーの2色設定。5月20日より発売開始。
フレームと一体化したカーゴスペースが特長のモデル。ノスリスの開発で培った独自の二輪ステア機構を活用し、低い位置に大型の積載スペースを設けた独特の仕様となっている。大容量の積載スペースを持ちながら安定感と操縦性を両立し、物流や配送など様々なビジネスシーンでの課題解決に対応する。
メーカー希望小売価格(税込)は41万4700円。カラーはメタリックフォースシルバーのみ。発売予定は7月頃を予定している。
自転車感覚で乗れる電動三輪ビークル。スロットルレバーを押すだけで、爽快で快適な移動をサポート。前二輪、後一輪というレイアウトは、独自のステアリング機構によって軽快なハンドリングをもたらす。また、低い位置にセットされたバスケットには、20kgまでの荷物を入れることもできる。都市部はもちろん、公共交通の少ない地域でも日々の移動手段として活躍が期待される新世代のエコ・ビークル。
道路交通法では普通自動車扱い、道路運送車両法上では第一種原動機付自転車扱いとなるミニカー登録モデル。そのため、普通自動車運転免許と各市町村で交付されるナンバープレートが必要となる。
メーカー希望小売価格(税込)は43万100円。カラーはメタリックスパークリングゴールドのみ。発売予定は6月頃を予定している。
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