公開日: 2023/07/18
更新日: 2023/07/20
カワサキモータースジャパンは7月13日、袖ヶ浦フォレストレースウェイ(千葉県)でスーパースポーツモデル「Ninja ZX-4R」のメディア試乗会を開催した。
Ninja ZX-4Rは、「ZX-4RR KRT EDITION」と「ZX-4R SE」を設定。クラストップレベルの性能を誇る、新設計の水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒エンジンを搭載し、最高出力77psというハイパワーを1万4500rpmという回転域で発揮する。また、フロントデュアルディスクブレーキや高性能な前後サスペンションユニットを組み合わせた高次元コンポ―ネントを形成することにより、スーパースポーツらしい運動性能と、軽快なハンドリングを実現している。
車体には、迫力あるエキゾーストノートを実現したロングタイプのサイレンサーを搭載。さらに、街乗りでの扱いやすさとスポーツライディングでの優れたパフォーマンスを両立する、軽量な高張力鋼トレリスフレームとNinja ZX-4R専用セッティングのプリロード調整機構付きSHOWA SFF-BPフロントサスペンションを採用している。
ZX-4RR KRT EDITIONは、ZX-10Rと同タイプのフルアジャスタブル SHOWA BFRC-lite リヤサスペンションを採用しているのが、SEモデルと異なる点となっている。
Ninja ZX-4Rシリーズは、7月15日より販売を開始している。メーカー希望小売価格(税込)は「ZX-4RR KRT EDITION」が115万5000円、「ZX-4R SE」が112万2000円。
Ninja ZX-4RRは、私も乗っているNinja ZX-25Rとほぼ車体が共通で、エンジンが400㏄に変わったと聞いていたため、比較してどうかなと思ったんですが、まったくの別物です。車格はZX-25Rと一緒なのに、運転するとビッグバイクを扱っているような感覚です。また、400㏄のエンジンはパワーもトルクも十分で、本当に迫力のある音になっています。ハンドリングも良く、ポジショニングも楽なので、サーキットだけでなく、ツーリングにもベストなモデルだと思います。
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