ビジネス

ETC/ETC2.0車載器を安価に取り付けるチャンス! NEXCO中日本の購入助成キャンペーン展開

公開日: 2023/07/31

更新日: 2023/08/02

NEXCO中日本は7月24日~9月30日の期間、車載器の取り付け費用から対象車1台につき、最大1万円を助成する「ETC/ETC2.0車載器購入助成キャンペーン2023」を展開している。

対象エリアは4つ、台数は四輪含め計5万台

同キャンペーンは、ETC専用料金所の導入拡大に合わせたETCの普及促進を図るために展開されているもの。今回は、南関東(東京都・神奈川県)、甲信(山梨県・長野県)、東海(静岡県・愛知県・岐阜県・三重県)、北陸(富山県、石川県福井県)の4エリアが対象となっている。各エリアのキャンペーン取扱店で申し込みを行い、ETCまたはETC2.0車載器車載器を新規に購入・セットアップ・取り付けを行うと、キャッシュバックを受け取ることができる。なお、過去に同一車両で購入助成を受け取った場合は対象外となる。

このキャンペーンは二輪だけでなく、四輪も含め計5万台が対象となっている。期間内に予定台数に到達した際は、受付を締め切る場合があるため、早めの申し込みを推奨している。

ETC車載器購入助成キャンペーンについて、6月13日に開催された「日本維新の会オートバイ議員連盟総会」の中で、全国オートバイ協同組合連合会の大村直幸会長は次のように述べている。

「オートバイのETC車載器付帯率は非常に低い。AJでは、これを高めるために購入助成をお願いしている。今回、関東エリアは南関東に限定されており、千葉県や埼玉県などが入っていない。昨年、24万台を上限として行った際、結果的には四輪を含めて、52万台まで助成が膨らんだ。まだまだ要望が多いというのが現状だが、(オートバイに関しては)付帯率が低い。ぜひ、先生方に活動をサポートしていただきたい」

ただ、ライダーにとって安価にETC車載器を取り付けられる同キャンペーンは、大きなメリットとなっていることは間違いない。現在、11月30日までの期間、最大2日間または3日間、対象エリアの高速道路が定額で乗り降り自由となる「ツーリングプラン」が実施されている。このプランを利用したツーリング企画などと合わせて、キャンペーンの活用をアプローチするのも、ユーザーのバイクライフを豊かにする一つの手かもしれない。



二輪ビジネス関連記事一覧注目記事一覧

人気記事ランキング

50cc時代に幕。2025年4月1日、『新基準原付』スタート!

道路交通法施行規則が改正され、4月1日より適用される。これにより、原付一種にしか乗れないユーザーで...


廃車予定だった「スーパーカブ50」再生への道! キャブの分解/清掃で希望が見えたか!?

オーナーが修理を諦めていたスーパーカブ50カスタム(2002年式)を、BDSテクニカルスクール井田講師が修理...


2024年キャッシュレス決済比率は42.8%。導入の課題は決済手数料分のコストをいかに確保するか

かつて“現金大国”と呼ばれた日本だが、いまや財布を持たなくても不自由なく生活できる時代となりつつあ...


【751cc以上編】BDSバイクセンサータイプ別ランキング

BDSバイクセンサーのタイプ別ランキング(751cc以上)では、サイト内のすべてのメーカー・排気量の一ヶ...


AJ東京、小澤明人氏による人材確保セミナーを開催

東京オートバイ協同組合(AJ東京)は7月30日、東京自動車サービス健保会館で、講師に採用コンサルタント...


オフ車選びに悩んでいる方必見! 人気オフロードバイク足つき比較

HONDA「CRF250L」、YAMAHA「WR250」「セロ-250」、KAWASAKI「KLX230」! 250ccクラスのオフロード車4台...


2024年新車国内出荷台数、約32万台でコロナ禍以前の水準に

2024年の新車国内出荷台数は32万0300台(二輪車新聞調べ・推定値)となり、コロナ禍以前の水準となった...


世界的に拡大する電動アシスト自転車市場、日本の国内販売台数は80万台超と“ママチャリ”以上

電動アシスト自転車という言葉を聞くようになって久しい。初めて国内で販売されたのは1993 年。あれから...


保有台数や世帯普及率に見る二輪業界の現状

新車供給が8~9割の水準に回復したことで、中古車相場も適正化に向かい始めた。その結果、コロナバブル...


2024年二輪国内保有台数。全体はマイナスだが、原付二種以上の合計では過去最多を記録!

2024年の二輪国内保有台数が約1028万台となっていることが、経済産業省『二輪車産業の概況』によって分...