公開日: 2023/10/27
更新日: 2023/11/02
1975年の免許法改正により排気量限定のない「自動二輪」免許の取得は一発試験のみに。この試験が困難だったことから教習制度のある「中型(400cc 以下)」が中心になった。400cc需要の高まりからホンダは77年にホークⅡを発売した。
空冷4スト2気筒、吸排気効率の良い3バルブ、超シュートストローク、CDI点火装置などを採用、40PS / 9500rpmの高回転高出力型エンジンを搭載していた。さらに高い剛性と適度の柔軟性を備えたコムスター・ホイールを装着、最新の技術を注ぎ込むと同時に、マスの集中化、幅広アップハンドル、高めの最低地上高、ボリュームのあるロングシートなど、ハイウェイからラフロードまで楽しめる、懐の深いオールラウンドバイクとして大ヒット! しかし、400cc2気筒はスーパーホークⅢをラストに、V型2気筒時代へと移っていった。
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