公開日: 2025/04/23
更新日: 2025/04/28
4月8日、3月23日に行われた「令和6年度第2回自動車整備技能登録試験」の結果が発表され、「3級二輪自動車」合格率の全国平均は87.7%であることが分かった。これに対し、BDSテクニカルスクール受講生の合格率は96.2%を記録。全国の合格者数207人のうち、テクニカルスクール受講生は50人と、合格者の4人に1人の割合を占める結果となった。
BDSテクニカルスクールでは、“国家試験全員合格”という大きな目標を掲げ、二輪に特化した講習を実施している。開校した2013年からの平均合格率は3級が97.2%、2016年から講習を開始した2級が94.8%と、全国平均を大きく上回る実績を毎年記録。そのため、整備士不足が深刻な問題となっている二輪業界に対する貢献度は、決して小さくはないものと自負している。
今回実施された3級試験の内容について、講習を担当する井田安彦指導員は、次のように語る。
「まずは合格された受講生の皆様、おめでとうございます。惜しくも100%合格には届きませんでしたが、多数の方が合格されました。今回多くの人が間違えていたのは、問3(クランクシャフト)と、問8(エンジンの電子制御装置)です。特に問8は、過去問で見られなかった文章が選択肢にあったので、戸惑ってしまったのだと思います。テクニカルスクールでは再び全員合格を達成できるよう、受講生1人ひとりを手厚くサポートしていきます」
間違いの多かった問題については、テクニカルスクールのHPで解説を公開している。
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