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3分でわかる中古車ビジネスの“ツボ” 「ユーザーを集めるためにいま、 行うべきこと」の基本6項目

公開日: 2025/09/02

更新日: 2025/09/11

商品を販売する以上、消費者に来店してもらうための集客活動は欠かせない。何もしないでいても、ある程度の来客はあるだろう。けれども、それだとよほど商品に魅力がない限り限界がある。その状況を打破するためには、何らかの施策が必要となる。

それを行動に移す前に、自店のターゲット層はどこなのか。まずはこれを明確にする必要がある。そうすれば、効率化の面でもより効果的な対策が打てるようになる。ここで取り上げる内容については、すでに実践している二輪販売店も多いことと思うが、再確認の意味で基本的な内容について項目別に紹介する。

インターネット集客のポイントは更新頻度

インターネット集客のポイントは更新頻度
インターネット集客のポイントは更新頻度

1.インターネット集客(SNSの活用)
InstagramやXに写真や動画を日常的に投稿し情報発信を行う。お勧め車両やツーリングの様子、イベント情報を配信するのが基本となる。

YouTubeであればお勧めパーツ、例えば女性をターゲットにしたあんこ抜きシートやサイドスタンドの“つの加工”だったり、あるいはバイクの足つき性について紹介するのもお勧め。その他、試乗レビューやオリジナルカスタムの紹介など、視覚に訴えるコンテンツが最適。割と受けがいいのはメンテナンス動画。これを「メンテナンス講座」と銘打ち作るのも効果的。

いまはTikTokをはじめ、YouTubeショート動画など短尺動画の人気が高い。ここではカスタムやメンテのワンポイント解説などがお勧めだ。Facebookは店舗の最新情報やセール情報などのイベント告知に活用するのが一般的とされる。

SNS事情に詳しいクリエイティブディレクターの美波夏生さんに話を聞いた。

「ポイントはやはり更新頻度です。ここを抑えておけば、登録者数や再生回数はある程度は伸びるでしょう。例えばショップの女性スタッフがハヤブサに乗っている動画などは見られる傾向が高いと言えます。とは言うものの、バイク女子に代表される女性ライダーの露出は、数年前からかなり増えているので、単に乗ってしゃべるだけではなく、バイクショップならではのちょっとした指南があると、再生回数はさらに増えると思います」

2.「Googleビジネスプロフィール登録」
企業やショップがGoogleの検索結果やGoogleマップに表示される自店情報を管理できる無料ツール。住所や電話番号、営業時間、高画質の写真を複数掲載できる。口コミに返信することで、関係構築につなげやすくなる。これについては、登録率はかなり高まっているものと思われる。コストを掛けずにショップの情報を掲載できるのがポイント。もちろん、管理も可能。また、店名や地域名が検索された時、オーガニック検索に比べ上位に表示されやすくなる。二輪販売店は地域密着型経営のショップが多いため、アプローチとして効果的と考えられる。

3.「オフラインイベントの開催」
例えば試乗会の開催。一般的ではあるが、効果は高い。車両確保の問題もあるが、集客力の高いイベントであることは言わずもがな。先ほど「メンテナンス講座」や「カスタム・メンテのワンポイント解説」についても触れたが、これをオフラインでも行う。簡単なものからやや難易度の高いものまで、ユーザーの属性に合わせて行うと良いだろう。

地域活動への参画
地域活動への参画

4.「地域活動への参画」
例えば都道府県や区市町村など自治体主催のイベントに出店してみる。もう少し狭い範囲では、町の夏祭りイベントなどへの出店もある。これらを通じて地域に根差していることをアピールする。地域住民が楽しむイベントへの参加は、それだけで住民との一体感が生まれる。

5.「他店とのコラボレーション」
近隣のカフェなどの飲食店との提携により、相互に新しい消費者を取り込む。ライダーにとっての「バイクフレンドリーなショップ」は、ライダーズカフェに代表されるように、好まれる傾向にある。また、飲食店にとっても、ライダーが来店客セグメントの柱の一つになれば、それも個性となるだろう。

手法としては、バイクショップでバイクを購入した顧客に飲食店の割引券を渡したり飲食店にバイクショップのチラシなどを置かせてもらったりする。これは基本形。発展形としては、「テイクアウトコラボ」として、 ライダーを対象にしたテイクアウト専用メニューを共同開発したり、あるいは限定コラボ弁当などの販売も面白いだろう。

コラボ内容がユニークであれば、SNSで取り上げられるチャンスも増え、話題になる可能性が高まる。双方のブランドイメージ向上に直結することも考えられる。もし話題になれば、地域情報を好む地方紙にニュースリリースとして情報提供することで、記事として掲載される可能性もある。全国紙と異なり、可能性は低くはないだろう。

6.地域メディアへのリリース情報の提供」「フリーペーパーの活用」
「5」でも書いたが、フリーペーパーや地域のコミュニティ紙、都道府県を対象に発行する地域紙などに、ショップのオリジナル情報をリリースし、記事として取り上げてもらうことで知名度アップを図る。他店と異なるような取り組み、例えば安全運転に関する指導やチャリティオークションなどの社会貢献活動、地域初の試みやユニークなコンセプトのイベントなどだ。前述の媒体は、地域に根差したテーマを好む傾向にあるので、トライしてみる価値はあるだろう。

ざっといくつか挙げてみたが、どれも難易度が高いものでも多額のコストがかかるものでもない。ただ、ある程度の時間は要するだろう、もし、まだ手掛けてはおらず、実施が可能なものがあれば、ぜひトライしていただきたい。

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