公開日: 2026/03/25
更新日: 2026/03/26
ハーレーダビッドソン・ジャパン(HDJ)は2月20日、二子玉川ライズ(東京都世田谷区)で2026年モデルの発表会「ハーレーダビッドソン2026年モデルジャパンプレミア」を開催した。また日本における2026年モデルのデビューを記念し、2月21日からニューモデルを展示・販売する期間限定ストア「HARLEY-DAVIDSON 2026」をオープンしたことを合わせて発表した。
HDJの玉木一史社長がステージ上に上がり発表会がスタート。冒頭、「ハーレーは120年超という長きにわたり歩んできたが、これは単なるオートバイの歴史ではない。風を切り、魂を解放しようとする人たちの『自由への渇望』に応えてきた歴史でもある。本日、私たちはその新たな章を、ここ日本でスタートさせる」と力強く語った。
また、今年はかつてないほどの情熱を注ぎこみ、厳選された19車種を販売することを表明。続いて、2026年は単なるラインアップの更新にはとどまらず、ライダー一人ひとりのライフスタイルに寄り添う姿勢を鮮明にした。
会場内にはグランドアメリカンツーリングからアドベンチャーまでの各カテゴリーの車両を十数台展示。それぞれのポイントについて順次説明を行った。最も耳目を集めたのはナイトスター。スポーツカテゴリーを牽引する同モデルについては、実に148万8800円(税込)という驚愕の価格を打ち出した。2023年モデルは最安値で195万円ほどだったため、実に50万円近く引き下げたことになる。明らかな戦略的価格だが、これについて玉木社長は、
「多くの人がハーレーの世界に飛び込むことができる戦略的価格を実現した。伝説のXR750を彷彿とさせるグラフィックは、若きライダーの魂をも揺さぶるはずです」と語る。
その他、グランドアメリカンツーリングに新型Milwaukee-Eight117VVTエンジンを搭載したこと、パンアメリカ1250リミテッドがアドベンチャーカテゴリーに登場したことなどについても説明した。
続いてハーレーの日本市場における今後の戦略について、2026年にハーレーは戦略の舵を切ることを明言した。従来は排気量や馬力といったスペックの高さを強調してきたが、今後は「なぜ、ハーレーが選ばれるのか」をキーワードに、本質への回帰を目指す。そのうえで、バイクを移動手段としてとらえるのではなく、ユーザーの人生においてハーレーが現実的な選択肢となることが、2026年戦略の柱であるとした。
それを実現するためのポイントが、ナイトスターの戦略的価格なのだ。
今年が転換の年となることは、ヨッヘン・ツァイツグローバルCEOの方針でもある、としているが、日本においてもビジネスを再構築し、ディーラーとの関係性を強化、顧客に近い体験型イベントへと切り替えるスタンスだ。
今回、ハーレーは一気に19モデルを投入したが、これは選択肢の最大化と言える。普通自動二輪免許で乗れるX350をはじめ、フラッグシップモデルのCVOまで幅広くラインアップすることで、あらゆるライフステージのライダーの取り込みを狙う。今まで以上の本気度が見て取れる。
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