公開日: 2026/06/30
更新日: 2026/07/02
二輪の未来を垣間見せてくれるイベントと言えば、モーターサイクルショーやモビリティショーを思い浮かべる人は多いだろう。しかし、それ以外にも二輪の未来を感じさせてくれるイベントはいくつもある。
そのひとつが、5月27日(水)から29日(金)の3日間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催された『人とクルマのテクノロジー展2026YOKOHAMA』。主催者である(公社)自動車技術会は同イベントを「AI、DX、自動運転など新たな技術領域との融合が加速する中、業界の最前線を体感できる場」と位置付けているが、そこに出展していたのが、Astemo株式会社(アステモ)。
同社は、日立製作所、本田技研工業、JICキャピタルによる持分法適用会社。ホンダが関係している会社なので知っている人もいるかと思うが、日本国内のみならず世界で、電動ビジネス事業部/両社ビジネス本部/モーターサイクル事業部などを通して、自動車部品や各種システムなどの開発・製造・販売およびサービスを行っているのだ。
アステモはモーターサイクル分野として、環境領域のインホイルモーター、安全領域のカメラセンシングによる走行の安全性や快適性向上させる二輪車用のADAS技術(エーダス=先進運転支援システム)を出展。
カメラセンシングによるエーダス技術では、ステレオカメラを搭載することによる認識性能と車両統合制御を組み合わせて、前走車追従/カーブに合わせた車速調整/速度標識に合わせた速度調整/衝突回避などを動画で紹介。そう遠くない将来の製品化を目指す。
ブースで展示されていたのは、二輪用でアステモ独自のロータリーフィン構造を持つ空冷インホイールモーター。サイズは12インチで、最大出力は10kW(約13.6PS)と、同サイズの自然空冷インホイールモーターよりも高出力。排気量クラスは150cc程度に相当するという。高占積率集中巻コイルは取り外しが可能となっている。
「2030年頃の実用化を目指し、開発が進んでいます」(アステモ)
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