LEONARTDABMotors

SNSで情報拡散し人気上昇のスペイン発「レオンアート」。原二なのにブレイクアウトより大きい!

公開日: 2021/05/31

更新日: 2021/08/06

 125ccとは思えない車格のバイクをラインアップするスペインの二輪ブランド「レオンアート」。広告活動をほとんどしていないにも関わらず、SNSを通じて、その人気が高まりつつある。正規輸入総代理店・ウイングフット株式会社の上昭稔社長に、取り扱うまでの経緯や取扱店になるための条件などを聞いた。

「どこのバイク?」「写真撮ってもいい?」レオンアートは、今注目のメーカー

ウイングフット株式会社 上 昭稔社長

 とにかくデカい。それが、スペインの二輪メーカー「レオンアート」のバイクを見た時の第一印象だ。実際、レオンアートで一番人気だという「パイルダー125」の全長は2390㎜。ロー&ロングで知られるハーレーダビッドソンの「ブレイクアウト」の全長が2370㎜なので、それより20㎜も長い。後ろに回ってナンバーを見ると、なんとプレートはピンク。125㏄だったのだ。

「お客さんが走っていると『これ、どこのバイクですか?』『写真撮ってもいいですか?』と言われることがよくあるというんです。その写真がSNSに載り、それを見た人がレオンアートに興味を持ち、問い合わせてくる、という流れができています」

 こう話すのは、レオンアートの正規輸入総代理店であるウイングフット株式会社の上 昭稔社長。レオンアートの取り扱い開始から1年が経過する。

「2020年2月に、それまで扱っていたブランドとの契約が終了したのですが、それに代わる面白いバイクや変わったバイクなど、見る人が『なんだコレ?』と思うようなブランドを探していました。そんな時、思い浮かんだのがレオンアートでした。以前から気になっていたブランドだったし、社長とも面識があったので、連絡をしてみたのです」

 ちょうどその頃、フランスでモーターサイクルショーがあり、そこにレオンアートが出展。

「『見に来ないか?』と言われ、急遽、フランスに飛びました。新型コロナウィルスが世界的な問題になり始めた時期でしたが、その時はギリギリ渡航できたので、現地で車両を確認。『これ、やりたい』と伝えたところ、二つ返事でOKをもらえました」

 ほとんど宣伝していないにも関わらず、レオンアートはSNSを通じて人気の高まりを見せている。それだけ印象に残るデザインなのだ。まさに、「『なんだコレ?』と思うような」という上社長の狙い通りのブランドだと言えよう。

「愛着を持って商品に接して欲しい」それが、取扱店になるための条件

レオンアートトリッカー125が段ボール状態で納品。これを開梱組み上げる作業が必要

 レオンアートを購入する年齢層は、30歳前後と若い。

「初めてバイクに乗る人も、セカンドバイクとして購入される方にも、『人と違うバイクに乗りたい』という強い思いがあります。ファッションアイテムの一つ、という感じです」

 実際に見れば分かるが、最初に思うのが、これ、本当に125㏄なの? ということ。それほど迫力があるのだ。原付二種クラスを見渡しても、比較検討するバイクは全く見当たらない。その独自性が、ファッション性を重要視する人たちに受けている要因の一つかもしれない。

 現在、レオンアートの取扱店は全国で7店舗(21年3月現在)。コロナの影響で他のメーカー同様に、レオンアートの入荷にも大幅な遅延が出ているというが、それでも取扱店は徐々に増えている。では、取扱店となるにはどのような条件があるのか。ウイングフットが設定する条件は、レオンアートのバイク同様、一風変わったものとなっている。

「販売ノルマ等は一切ありません。好きなバイクを楽しく販売して欲しい、ということだけです。ただ、ウチで車両を組み上げて取扱店さんに送ることはしておりません。スペインから鉄枠の箱で届きますが、そのまま、お店にお送りします。箱から出して組み上げ、メンテナンスや面倒もキチンと見られる、そのようなお店にお願いしています。取扱店数が少ないのはそのため。右から左に商品を流してマージンを得るのではなく、お客さんのために汗をかき、愛着を持って商品に接して欲しい。本当にバイクが好きで、お客さんと一緒に盛り上がれるようなお店じゃないと、続きませんから」

 取扱店になるためのハードルは高いのか、低いのか。そのあたりは、お店の状況によって違うだろうが、興味のある方は、一度相談してみるのもいいだろう。

この先、新しく取り扱いを開始する「DAB Motors」。フランスのメーカーだ

 また、ウイングフットでは、レオンアートに続き、フランスの「DAB Motors」の取り扱いも開始する。これは、オーダーを受けてバイクを作るメーカーで、世界で1台だけのバイクを作り上げることが可能だ。また一つ、「見る人が『なんだコレ?』と思うようなブランド」をウイングフットが提供する。

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