ニューモデルヤマハ

3代目MT-09は最新技術により約4㎏の車重軽減を実現!

公開日: 2021/07/29

更新日: 2021/07/30

 ヤマハは6月25日、袖ヶ浦フォレストレースウェイで「MT‐09 ABS/SP ABS」「MT‐07 ABS」「TRACER9 GT ABS」計4車種のメディア向け試乗会を開催した。

 MT‐09 ABSは“The Rodeo Master”をコンセプトに、フルモデルチェンジが行われたロードスポーツモデル。トルクフルな888㎤3気筒エンジンや、最低肉厚1・7㎜の軽量CFアルミダイキャスト製フレームなどを新たに採用している。特に注目すべきは、ヤマハオリジナルのピンフォージドホイール技術により作り出された、世界最軽量級アルミホイール。アルミ材の独自開発と工法の確立により、鋳造ホイールでありながら鍛造ホイールに匹敵する強度と靭性のバランスを達成し、従来モデルより前後で約700gの軽量化を実現。これらの新技術によって車重を約4㎏軽減するなど、大幅に進化を遂げている。

 上級仕様のMT‐09SP ABSは、MT‐09ABSをベースにオーリンズ製のリアサスペンションやダブルステッチ入りシート、塗り分け塗装のタンクなどを装備。性能と質感を向上させたモデルとなっている。
 MT‐07 ABSは“Accessible MT with a Fitter Body”をコンセプトにマイナーチェンジが行われたロードスポーツモデル。2気筒エンジンの特性や軽快な操作性、個性的なスタイル、上質感などは従来モデルから継承しながら、アップライトなライディングポジションや、ローとハイビームを一体型としたバイファンクションLEDヘッドランプなどを採用。スタイリングを刷新し、総合的なパフォーマンスを高めている。

 TRACER9 GT ABSは“Multirole fighter of the Motorcycle”をコンセプトに開発されたスポーツツアラー。MT‐09 ABSをベースに、同モデル用に専用チューニングが施された新フレームや、優れた乗り心地と接地感をもたらすKYB製前後電子制御サスペンション、さらに新IMUを活用した運転操作を支援する各種制御などを搭載。高いスポーツ性能と実用性を兼ね備えている。

 MT‐09 SP ABS、MT‐07ABS、TRACER9 GT ABSは7月28日より、またMT‐09 ABSは8月26日より発売を開始。メーカー希望小売価格(税込)は、MT‐09 ABSが110万円、MT‐09 SP ABSが126万5000円、MT‐07 ABSが81万4000円、TRACER9 GT ABSが145万2000円。

バイクジャーナリスト小林ゆきさんによる試乗インプレッション

 フルモデルチェンジが行われたMT-09 ABSですが、車重を約4㎏軽くしたことで足回りが効くというのは予想していました。ただ、ここまですごいとは思わなかったです。グリップ感はアスファルトと一体化したような感覚があり、最初のコーナーを曲がっただけで、足回りの違いを実感することができました。従来モデルは少し荒々しさがありましたが、今回の3代目はそれを磨いて、上品な軽快感を感じ取れます。とにかく軽さが効いています。

人気記事ランキング

第6波が懸念される新型コロナウイルス。現在も様々な産業に甚大な被害をもたらしている。ダメージが大き...


オートバイ高速料金を普通車の半額とし、来年4月から11月まで実施することが確定した。この決定に基づき...


初の女性社長、自らもライダー、H2の企画担当、8年間のフランス勤務経験・・・。話題性が豊富なだけに注...


125ccとは思えない車格のバイクをラインアップするスペインの二輪ブランド「レオンアート」。広告活...


東京都は2019年12月、2050年に二酸化炭素の実質排出ゼロに向けた「ゼロエミッション東京戦略」...


一般のカスタムのようにパーツをボルトオンすれば完成するほど、サイドカーの製作は甘くはない。東京都...


ホンダは3月19日、「モーターサイクルショー出展車報道撮影会」を開催。ワールドプレミア「CB-Fコンセプ...


川崎重工業株式会社は10月1日、「モーターサイクル&エンジンカンパニー」を分社化し、カワサキモーター...


初代CTから約60年を経て、現代的なスタイルとの調和を図り蘇ったCT125・ハンターカブ。フレームはスーパ...


2020年度における、小型二輪の平均車齢は16.05年、平均使用年数は15.23年であることが、自動車検査登録...