ニューモデルヤマハ

「YZF-R7」メディア向け試乗会を袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催。日常での使い勝手とスポーツライディングを両立

公開日: 2021/12/21

更新日: 2021/12/30

ヤマハは12月9日と10日、袖ヶ浦フォレストレースウェイで「YZF-R7」のメディア向け試乗会を開催した。

サーキットに挑戦したくなるような走りを提供

<center>“Fun master of Super Sports”というコンセプトのもと開発</center>
“Fun master of Super Sports”というコンセプトのもと開発

R7は“Fun master of Super Sports”というコンセプトのもと、二気筒エンジンや軽快な操作性などが特長のMT-07をベースに開発された新モデル。走る楽しさを極めるスーパースポーツとして、日常での使い勝手に優れたR25やR3から、サーキットでの走りを極めるR6やR1へのステップアップを狙う一台として導入された。

同モデルはMT-07をベースとしているが、単にフルカウル化しただけではない。買いやすい価格に抑えるため、エンジンとフレームパイプワークは共用だが、車両姿勢や骨格剛性、ライディングポジションを変更し、操る楽しみを追求している。また、シート高はMT-07が805㎜なのに対し、R7は835㎜としているが、シート形状や足を下ろす部分を絞ることで、足つき性もキチンと考慮した作りとなっている。

他にも、ブレンボ製の純ラジアルマスターシリンダーを量産モデルとして世界初採用。また、倒立フロントフォークや、R6・R1といった上位機種と同じラジアルマウントキャリパーを装備するなど、スポーツ走行を支えるパーツを多数搭載している。

顎乗せを追加したフューエルタンクや高い視認性を発揮する専用フルLCDメーターなどを採用
顎乗せを追加したフューエルタンクや高い視認性を発揮する専用フルLCDメーターなどを採用

デザインは“Skinny Proportion for Perfect Control”をコンセプトに、太いタイヤに最小限のカウルを装備することで、既存のRシリーズの中で最もシャープなスタイリングに設定。また、R6・R1と共通のシングルシートやスライダーなどを使用することで、価格を抑えている。

同モデルについて、ヤマハGB統括部の兎田潤一さんは、次のように説明する。

「R7には、80年代のライダーに走る楽しさや腕を磨く充実感、レースの魅力を伝えたレーサーレプリカを感じさせる要素が詰まっています。乗る人々がスポーツやレースの世界に興味を持ってもらえるよう、真摯に取り組みました。サーキットに挑戦したくなるような走りをぜひ体感してください」

400台限定の「WGP60th」モデルも設定

R7のカラーは、「ディープパープリッシュブルーメタリックC」と「ヤマハブラック」。また、400台限定の「WGP60th」モデルも設定している。R7は2月14日、限定モデルは3月14日より発売を開始。メーカー希望小売価格(税込)は前者が99万9900円、後者が105万4900円。

小林ゆきさんによる試乗インプレッション

MT-07ベースの車両とのことですが、別物のように感じました。まず、走り始めて感じたのは、トルクで走るバイクということです。アクセルを開けたらスロットルに、リニアにトルクが伝わってきます。ただ、トルクで走るというと、減速方向が気になると思います。20世紀のバイクの中には少し乗りにくいモデルもありましたが、R7の戻し方向は、とても扱いやすくなっています。また、ハンドリングも軽快で、前傾姿勢もきつくありません。とにかくクセがないので、日常の使い勝手はもちろんのこと、サーキットでガンガン走りたい人も、キチンと満足できる一台になっていると思います。

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