公開日: 2022/06/28
更新日: 2022/09/06
1980年のケンネルショーで発表され「ケルンの衝撃」といわれ、翌年から販売されたGSX1100Sカタナ。刀の持つ剛柔性と鋭利性、機能美を追求した、これまでにない唯一無二のデザインのバイクだった。ちなみに造形設計はドイツのターゲットデザイン社が担当していた。翌年、日本でGSX750Sを発売、強い支持を受けスズキのフラッグシップモデルとなっていった。その遺伝子を受け継いで生まれたのがGSX250Sカタナだ。
カタナの象徴であるフレームマウントされたフロントカウル、細長いガソリンタンク、ツートーンの大型ダブルシートなど、本家のGSX1100Sカタナのスタイリングを忠実に再現。車検がいらないカタナとして人気を博した。その後GSX400Sカタナなども登場したことから「小刀」「末弟」と呼ばれ、カタナファンに愛された。
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