公開日: 2022/08/24
更新日: 2022/09/06
ヤマハ発動機が将来のEV市場本格開発に向けて実証実験用に開発した「E01」を、バイクジャーナリストの小林ゆきさんと、BDSテクニカルスクールの井田講師が試乗インプレを行いました!市場に出ていない貴重なバイクです!
一般販売の予定はありませんが、「E01」は顧客ニーズの把握、周辺ビジネスの可能性、新たな市場開拓などを目的としてヤマハ独自で開発。世界6か国での実証実験を行っています。
原付二種クラス扱いなので小型AT免許で乗ることができます。エンジンがない分低速でもエンストの心配がなく、ふらつかないので雨に強い!通常の電動バイクだとバッテリーが後ろにあるため、重心が後ろになりがちですが、ヤマハのバイクは前にあるので、車体を起こした感じも普通のバイクと変わりません。
走ってみると、すごく静か!EVはバッテリーが大きい分、重くなりがちですが、E01は250cc程のスクーターに乗っているような重量で、コーナーでしっかり路面をとらえて、ライダーをアシストしてくれます。パワーはエンジンバイクと比べて大差なく、コーナリング、加速は素直にできます!
普通のエンジンバイクに乗ったことがあればすぐに慣れて、走るのがどんどん楽しくなっていきそうです♪そして、標準モード/パワーモード/エコモードの3つのモードがあるので、切り替えることで違う走りを楽しめるのも魅力的ですね!
後ろに乗ってもらうのはBDSテクニカルスクールの井田講師です♪
走り出しでいきなり、後ろに人が乗っていないかのような力でスタートしました!パワーモードにすると更に違います!スロットルのon/offに対して出力のコントロールが繊細で、パワーバランスが丁度良い!
後ろに乗っていた井田講師に感想を聞いてみました。
「いい位置にグラブバーがついていて握りやすいし、シートもふかふかしてました。加速感もモード切り替えしたのが後ろに伝わってきて楽しかった!スーッと加速してガタガタ揺れないのも良かったです!エンジンオイル、エアクリーナーもないし、ブレーキパットもそんなに減らないので、その分お金はかからないと思います。ですが、大きなバッテリーを車体に積んでいるので一定の教育を受けた人じゃないと整備が出来ないという面で、環境が整っていないのが課題ですね」
ヤマハ独自開発の市場に出回らない貴重な電動バイク!ぜひ動画でもご覧ください!
E01のタンデム試乗
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