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「日本バイクオブザイヤー」大賞に「ZX-25R SE KRT EDITION」

公開日: 2025/01/27

更新日: 2025/01/27

日本二輪車文化協会(吉田純一会長) が主催する「第7回日本バイクオブザイヤー2024」において、栄えある大賞に「ZX-25R SE KRT EDITION」が昨年に引き続き2年連続で選出された。同モデルは2021年の第4回開催でも選出されており、これで3度目の大賞受賞となった。

「ZX-25R SE KRT EDITION」が昨年に引き続き連続受賞!

冒頭、挨拶する吉田会長
冒頭、挨拶する吉田会長

「日本バイクオブザイヤー」は、次の世代にも脈々と受け継がれるようなオートバイ文化を構築し、内外に向けて発信することを目的に創設された。選考基準はホームページ上での一般投票と選考委員の投票の合計により、その年、最も人気が高いオートバイをクラス別に選出。そのなかでポイント獲得数の最も高かったバイクが大賞に選ばれる。

第1回開催は2018年。歴代大賞受賞車は、18年のカワサキ「Z900RS」に始まり19年がホンダ「Super Cub C125」、20年はホンダ「CT125 ハンターカブ」、21年はカワサキ「Ninja ZX-25R」、22年はホンダ「ダックス125」、23年はカワサキ「Ninja ZX- 25R SE」となった。

写真左から深田悦之氏、小倉良氏
写真左から深田悦之氏、小倉良氏

カワサキは、大賞以外では小型二輪部門でZ900RSが最優秀金賞を、Ninja ZX-4RR KRT EDITIONが金賞を受賞。その他、電動部門ではNinja e-1/Ze-1が金賞を受賞。電動部門におけるスポーツバイクの受賞は初となった。

今回、バイクオブザイヤーのテーマソング「RIDEON WILD!」が発表された。作曲を手掛けたのは、松田聖子など有名アーティストへの楽曲提供で知られる小倉良氏。作詞は深田悦之氏。疾走感のある楽曲に仕上がっている。

日本バイクオブザイヤー2024大賞

日本バイクオブザイヤー2024大賞
日本バイクオブザイヤー2024大賞

カワサキモータース株式会社
事業企画部渉外課 渉外課長 市原英夫さん


このバイクは、幅広い層の方から支持を得ていますが、『バイクオブザイヤー』に育てていただいたモデルだと思っています。この受賞を糧に、皆様に楽しいモータースポーツライフをご提供していきたいと思います。投票いただきましたファンの皆様、選んでいただきました審査員の皆様には、この場をお借りして深く御礼申し上げます。

第7回 日本バイクオブザイヤー2024 受賞結果

第7回 日本バイクオブザイヤー2024 受賞結果
第7回 日本バイクオブザイヤー2024 受賞結果

【日本バイクオブザイヤー大賞】
KAWASAKI「Ninja ZX-25R SE KRT EDITION」

【原付部門】
最優秀金賞:YAMAHA「XSR125」
金賞:HONDA「グロム」/SUZUKI「GSX-R125 ABS」

【軽二輪部門】
最優秀金賞:KAWASAKI「Ninja ZX-25R SE KRT EDITION」
金賞:SUZUKI「Vストローム250SX」/YAMAHA「YZF-R25」

【小型二輪部門】
最優秀金賞:KAWASAKI「Z900RS」
金賞:YAMAHA「XSR900GP」/KAWASAKI「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」

【外国車部門】
最優秀金賞:ドゥカティ「Multistrada V4 RS」
金賞:ROYAL ENFIELD「BULLET350」/FANTIC「Caballero Scrambler700」

【電動部門】
最優秀金賞:YAMAHA「E-ビーノ」
金賞:KAWASAKI「「Ninja e-1/Z e-1」






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第7回 日本バイクオブザイヤー2024 受賞結果 | 一般社団法人 日本二輪車文化協会

次の世代にも脈々と受け継がれるようなオートバイ文化が身近にあるベースを作りたい。この日本バイクオブザイヤーはオートバイに乗る・乗らないに関わらず幅広い層に認知、注目されるアワードでありたいと願っています。

一般社団法人 日本二輪車文化協会

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