公開日: 2026/07/30
更新日: 2026/08/04
ヤマハ発動機は静岡県磐田市の本社敷地内にあるコミュニケーションプラザのリニューアルオープンを翌日に控えた6月26日、同プラザにメディアを招き、『コミュニケーションプラザリニューアル・メディア説明会』を開催。リニューアルの概要説明の他、27日から開催される特別展示イベントのイラストレーターへのインタビューなどが行われた。
ヤマハコミュニケーションプラザのリニューアルポイントは大きく3つ。①「1階エリアを整理し順路を明確化。よりわかり易く、企業理解が深まる展示」②「特別展示スペースを新設。若年層・女性の方も楽しめる特別展示イベントを用意」③「話題性のある特別展示イベントを定期的に実施。常に話題を作る」となっている。
①に関しては、順路に沿っていくとエリアごとに何を見せたいかが分かる展示になっている。中でも目を引いたのが、『MT-09』をバラバラにしたパーツの展示。1800点におよぶ部品が並ぶ様子は壮観だ。また、二輪をはじめとした乗り物の製品だけではなく、産業用ロボットも展示。二輪レースから産業用ロボットまで、ヤマハが事業を幅広い分野に展開していることを知ることができる。
②と③に関しては、来場者属性グラフを見てほしい。
「来場者アンケートのフリーコメントからは、県外の30代以上の男性がココの周辺に観光に来て、どうせならバイクも見たいよ、ということで家族を連れて来場するという実態も見えてきます」
ブランド統括部・ブランド推進部の岩崎慎さんがこう説明するように、「家族と」が55%と半数を超えている。年代は30代以上が80%、静岡県以外からの来場者が60%、初めて来場した人が71%となっている。
年代に関しては30歳より上か下かの2つなので、30代以上が8割となっているが、20代以下の20%というのは低い数字ではないだろう。女性比率も36%と4割近い。販売店から「ヤマハは若い人や女性に人気がある」という声を耳にするが、それを裏付けるカタチだ。その、女性や若年層を強く意識したリニューアルポイントが②と③だ。
特別展示イベントの第一弾として開催されているのは、イラストレーターの浦野周平さんと加藤ノブキさんによる『イラストレーターが描くYAMAHAバイクのあるスタイル展』。浦野さんと加藤さんは、どのような世界観やストーリーでイラストを描いたのかなどの質問に答えていた。スタイル展は8月28日まで開催。この他、夏休み特別企画として7月25日からはクリエイターにピントクル株式会社の海野名津記氏を迎え、おとなから子どもまでが楽しめる『謎とめぐる記憶の旅 ヤマハ発動機×謎解きミステリー』の開催を予定している。
バイクに乗る乗らない、興味があるないに関わらず、幅広い年齢層に訴求していく。それはユーザーの裾野を広げることにもつながることなので、今後の展開に期待したい。
メディア説明会の最後には質疑応答の時間も用意されており、岩崎さん・浦野さん・加藤さんがメディアからの質問に回答。主な質問は以下の通り。
Q. 若年層や女性が多く来場しているが、この状況をどう見ているか。
A. 実はヤマハ発動機自体の認知度が落ちており、そこに課題を感じている。来場していただくことで、若年層や女性の方にまずはヤマハ発動機を知ってもらい、少しでも理解いただければと思っている。
Q. 市や近くの観光スポットなどと連携して来場を促すといったことは考えているか。
A. ヤマハ発動機だけの意見で進むものではないが、今後もコラボレーションさせていただきたく思う
Q. 他メーカーにも同様の施設があるが、ヤマハはここが違う、などの相違点があれば教えてほしい。
A. デザインの部分はちゃんとお伝えしていきたいと思っている。デザイン開発のプロセスについてはこだわりを持って展示している。あと、『ヤマハの手』というコーナーでは、職人や開発者の技術について紹介している。そこにも注目いただきたい。
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