公開日: 2026/08/03
更新日: 2026/08/06
欧州仕様と同様に排出ガス規制および騒音規制への対応をするとともに、エンジン内部部品を徹底的に見直し、高回転域のパワーフィーリングや耐久性を高めるなどの進化を遂げた、スズキ「GSX-R 1000R」40thアニバーサリーモデル。今回はバイクジャーナリストの小林ゆきさんと、BDSバイクセンサーイメージガールの竹川由華さんが足つきインプレを行いました!
小林―――こんにちは。バイクジャーナリストの小林ゆきです!
竹川―――皆さんこんにちは、BDSバイクセンサーイメージガールの「たけはん」こと竹川由華です。よろしくお願いします!
小林―――私たちの目の前にあるのが GSX-R1000Rです。これまでも発売されていましたが、実は今回40周年ということで記念モデルが出るそうなので、こちらを足つきインプレをやっていこうかなと思います。
じゃあまずは私からまたがっていきます。私、小林ゆき、身長160cm、手足短めでございます。GSX-R1000Rのシート高は825mmです。並んでみると、シートは私の腰あたりにあります。身長が156cmとかそのぐらいの人の参考になるかなと思います。
最近の前回りがゴテゴテしているスーパースポーツよりは、結構車体がスリムに感じるので、目の前にしても威圧感とかないですね。じゃあまずは、またがってこのまま起こせるかどうかやってみます。よいしょ。全然平気。
今ちょっと腕の力を使いましたが、起こすことができました。真ん中には座れていないのですが、しっかり左足の母指球、親指の付け根がついている状態でバイクを支えています。全然不安なく今またがれています。ここから足を踏み換えられるかどうか。このバイク、こんなレーシーだけど普通に街乗りも楽チンだよということで、足を踏み換えますが、今若干不安に思っているのは、シートが滑り止め加工みたいになっているのでどうかしら。両足はもちろんつきません。せーの、よいしょ。あ、やっぱね、車両自体が軽いので、踏み換えオッケー。
そしてサイドスタンドはどうかしら。ちっちゃいツノが見えていますが、少し短めではあるので、あ、でも大丈夫でした。しっかり私の足でも払うことができます。出すのもバネが軽いから出せました。
竹川―――身長162cmです。またがっていきたいと思います。結構シートの前方がスリムになっているので、またがりやすいですね。今、片足ステップに乗せた状態で、車体を起こす前の状態だと、かかとまでしっかりついています。じゃあこのまま起こします。よいしょ。今真ん中でまたがった状態で、両足の親指の母指球くらいまでしっかりついていますね。
ハンドルは全然遠くないです。踏み換えも楽々できます。サイドスタンドも簡単に出し入れできます。ハンドルの位置もツーリングに行っても全然しんどくない感じで大丈夫そう。前傾の角度もきつくないので、すごい楽。
シート高を825mmと聞いて高いかなと思ったんですけど、シートの前方がかなりスリムになっているので、足が思ったより遠くに開かなくていいので、より足がつくなって思いました。
小林―――今、由華ちゃんがまたがって思ったんだけど、意外とスポンジが分厚いのね。こういうスーパースポーツ系にしてはクッションに厚みがあるので、疲れないっていう意味もあるだろうし。
竹川―――長距離とか長時間乗っているとだんだんお尻が痛くなってきちゃうので、これぐらいしっかり分厚さがあったら反発もあってお尻が疲れないかな。
小林―――あと多分、足つきが心配な人は、シートのスポンジをちょっと削れるかもねって思いました。
竹川―――確かに薄くしたら1cmくらいは変わってきそうですね。
小林―――由華ちゃんが楽そうにハンドルを持っていたけど、手が短い私でもちょっともう一回確認してみます。腕、肘にちょっとゆとりがあるんですよね。なので、全然きついっていう感じしなくてすごい。前回りがスリムっていうのが改めてびっくりしました。ハンドル位置もそんなに低くないし、めちゃくちゃ遠いってわけでもないです。
では、由華ちゃん、サーキットでの伏せる姿勢を試していただけますか。
竹川―――こうですか? 胸をタンクに預けると、腕に十分な余裕がありますね。
小林―――やっぱり由華ちゃんだと腕が余るね。
竹川―――今回は3色のカラーバリエーションが並んでいます。スズキさんではあんまり見慣れないイエロー、そしてレッド、そしてスズキさんといえばのブルーです。でもちゃんとイエローモデルにもスズキさんのブルーが随所に使われています。前から見たらブラックかと思ったんですけど、すごいシックでかっこいい紺色。
小林―――ちょっとメタリックっぽい、つや消しのブルーがめちゃくちゃ綺麗だね。これモトクロスのカラーですかって技術者の方に聞いたら、あの年の世界グランプリのイメージなんだそうです。
私と同じぐらいの世代の人は「あ、あれか」と思う、いわゆるハーベーカラーを彷彿させますね。赤もヨシムライメージが入っているのかなと思いました。今回は屋内で発表会だったんですが、しっかり技術説明がありましたね。エンジンをいかに見直したかっていう話とか色々ありましたね。
ピストンがリニューアルされたり軽量化されたり、シリンダーがスリーブなしのメッキ加工だったり。浜松の生産の方が重量のことなど色々おっしゃっていました。
竹川―――バッテリーもリチウムになったり、マフラーも形状が変わっていて、音が今日聞かせていただいたんですけど全然違いました。披露できないのが残念なんですけど。
小林―――エンジンも環境性能に合わせつつ、耐久レースでの信頼性を重視して、パワーこそは従来モデルよりスペックが落ちているけれども、結果、中速域のトルクが増して乗りやすく早くなっているそうです。私はレースをやったりするので、パワーのスペックだけじゃないっていうのが40年のスズキの考え方とか技術とか詰め込まれているなと。オプションも結構あるんですよね。
最近のスポーツバイクにあるような仰々しい羽をウィングレットと言いますが、それは実は別売なんだってね。手作業で、カーボンで作っているそうで、他にも削り出しのレバーなどのオプションがたくさんあります。あらかじめついていない分、価格は抑えめで出せたそうです。発売予定台数も聞きましたけど、早めに手を上げないとなくなっちゃいそうな感じの台数(300台)でした。ツーリングなんかも楽チンそうな感じがします。
竹川―――本当、ツーリングで乗っていても楽で楽しいんじゃないかなって。皆さんも是非店舗の方に足を運んでいただいて、実際にこのカラーを見てみてください。
小林―――黄色も実はパールでキラキラしているんだよね。今日はスズキの発表会でGSX-R1000Rの足つきインプレをしてみました!
竹川―――ありがとうございました!
【小林ゆきさん略歴】
横浜育ちのバイクブーム世代。バイク雑誌の編集者を経て、現在はフリーランスのライダー&ライター。バイクを社会や文化の側面で語ることを得意としている。愛車は総走行距離25万kmを超えるKawasaki GPz900RやNinja H2など10台。普段から移動はバイクの街乗り派だが、自らレースに参戦したり鈴鹿8耐監督を経験するなど、ロードレースもたしなむ。ライフワークとしてマン島TTレースに1996年から通い続け、モータースポーツ文化をアカデミックな側面からも考察する。
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【竹川由華さん略歴】
滋賀県出身のアイドル。愛称はゆうかりん。第二回サンスポGOGOクイーン審査員特別賞受賞。バイク好きの両親の影響で、自身でもツーリングに行くバイク女子。愛車はGPZ750・CBR250RR。2022年3月「BDSバイクセンサー」のイメージガールに就任。バイク好きアイドルとして活動の幅を広げている。
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40年にわたるスズキの考え方や技術が詰め込まれている!
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