公開日: 2026/09/03
更新日: 2026/09/09
NEXCO東日本は7月29日、定例会見を開催し、管内における上半期の交通事故状況を公表した。その中で注目したいのが、バイクによる死亡事故件数。2026年上半期は7件発生しており、前年同期の4件から増加した。昨年の年間発生数が9件であったことを踏まえると、極めて懸念されるペースで推移しているのだ。
2026年上半期におけるNEXCO東日本管内の死亡事故は全体で22件発生しており、そのうち二輪車による事故は前述の通り、7件(31.8%)と大きな割合を占めている。少し古いデータにはなるが、NEXCO3社が2017年7月から2018年6月の1年間、全国47カ所の料金所で実施した利用実態調査によると、年間通行料金収入は150億円弱。そのうち、二輪車のおける通行割合は全体の0.38%であった。この通行量の少なさに対して、3割以上を占める事故件数の多さから、今年はいかに二輪車の死亡事故率が高いかが窺える。
各事故の詳細を見ると、状況は異なるにも関わらず7件中3件が“15時台”に発生。この時間帯は睡魔や疲労がピークに達しやすいと言われている。ツーリングでは、朝早くに出発して夕方には解散する、という行程が一般的であり、秋はツーリングイベントを企画する販売店が多くなる季節。昼過ぎにこまめな休憩を挟むことが、事故防止への重要なカギと言えそうだ。
また二輪事故における致命傷部位は、「頭部」と「胸部」が約7割を占めている。そのため、適切なサイズのヘルメットだけでなく、CE規格に準じた胸部プロテクターの着用も必須とするなど、安全最優先でツーリングの魅力を広めていく姿勢も求められている。
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