ホンダEV足つきインプレ動画

HONDA 電動バイク「EM1 e:」足つきインプレ!

公開日: 2023/08/31

更新日: 2023/09/15

ホンダが国内では初となる、一般ユーザー向け電動バイク「EM1 e:」を発売。 BDSバイクセンサーイメージガールの竹川由華さんが足つき&取り回しインプレに行ってきました!

ステップとシートがとにかく広い!

ステップとシートがとにかく広い!
ステップとシートがとにかく広い!

ホンダは今まで、法人向けに電動バイクを出していたんですけど、今回初めて一般ユーザー向けに出た電動バイクがどんなバイクなのか足つき取り回しインプレしていきたいと思います!

私は身長162cmで、恐らく股下は70㎝以上あります。今日はプラス3cmくらいの厚底のブーツを履いてきているのでその分高くなっています。「EM1 e:」はシート高740mm、センタースタンドしかない車両です。早速、スタンドを立てた状態でまたがってみたいと思います!

またがってみると、地面につま先立ちで腰を掛けられるぐらいのシート高になっています。ではセンタースタンドを下ろして、しっかりシートに座ってみると、私は厚底ブーツを履いてるんですけど、膝が曲がるぐらいのゆとりがありますね!私でこれだけゆとりがあるっていうことは、女性の方でも安心して両足付けるぐらいのシート高になっているんじゃないでしょうか。

サスペンションもしっかり効いている!
サスペンションもしっかり効いている!

そして、ステップに片足を乗せると、よりしっかりと足が着きます。しかもこのステップ部分、縦幅がめちゃくちゃ広いんですよ! 普通のスクーターだったら、縦幅ってもっと狭くなってるんですけど、このスクーター本当に広い! 信号待ちとかで足を乗せる時に何も考えずにすっと乗せられるくらい、ちゃんと縦の広さがありますね。

びっくりしたのが、シートめちゃくちゃ広くないですか!? 大きい人が「腕が長いから窮屈過ぎるんだよ~」って時に後ろの方に座ってあげれば、しっかりと腕が伸ばせます。ライディングポジションも調整できて、運転しやすいんじゃないでしょうか。あと、広さだけでなくて「ここに座るんですよ」みたいな段差があって、シートに座った状態で肘が曲がるくらいゆとりがあるのと、すごく握りやすい位置にハンドルがあります。ハンドル部分もすごいコンパクトで、握りやすくてポジション的にもとても楽です!

またサスペンションもしっかり効いているので、段差とかも安心です。シートも硬すぎず、柔らかすぎず、本当に座り心地がいいです!

6時間のフル充電で53km走行可能!

6時間のフル充電で53km走行可能!
6時間のフル充電で53km走行可能!

エンジンもガソリンもないので、バッテリーは一体どこにあるかというと、ちょっと鍵を拝借しまして、なんとシートの下にバッテリーがあるんですよ。ストックを外して、引っ張ると「モバイルパワーパック」という重さ10kgのバッテリーが出てきます。私は筋肉が少ないので実際、ちょっと重いんですが、女性でも持てる重さです。赤ちゃんと同じぐらいかな。

そしてこのバッテリー、どこで充電するの? って思ってたんですけど、お家で充電できるらしいんですよ! 家庭用のコンセントで「パワーパックチャージャー」という専用の機械に装着することでしっかり充電できるみたいです。大体6時間でフル充電できて、その状態で53km走行できるみたいです。ートの下にはバッテリーを入れる以外にもスペースがあって、そこに雨の日にグローブやカッパなど小物を入れておくことも出来ます!

では、最後に取り回しをしてみますが、すごく車体が軽いですね! 軽く押してあげてもすんなりと取り回しすることができます。ハンドルを切ってもめちゃくちゃ軽いです。ちょっと右に切って、またまっすぐにして・・・。私、本当に筋力がないんですけど、軽々できちゃうぐらい簡単に取り回しをすることができます!

ということで、足つき&取り回しインプレをさせていただきました。次の「試乗インプレ編」までお楽しみに!

【竹川由華さん略歴】
滋賀県出身のアイドル。愛称はゆうかりん。第二回サンスポGOGOクイーン審査員特別賞受賞。バイク好きの両親の影響で、自身でもツーリングに行くバイク女子。愛車はGPZ750・CBR250RR。2022年3月「BDSバイクセンサー」のイメージガールに就任。バイク好きアイドルとして活動の幅を広げている。
◎X(Twitter)
◎Instagram
◎びわこのゆうか

6時間のフル充電で53km走行可能!



ホンダの記事一覧足つきインプレ動画はこちら!
その他のインプレ記事も盛りだくさん。

人気記事ランキング

50cc時代に幕。2025年4月1日、『新基準原付』スタート!

道路交通法施行規則が改正され、4月1日より適用される。これにより、原付一種にしか乗れないユーザーで...


バイク希望ナンバー制、令和8年度導入へ

クルマには既に導入されているが、バイクへの導入は見送られていたナンバープレートの『希望番号制度(...


2024年新車国内出荷台数、約32万台でコロナ禍以前の水準に

2024年の新車国内出荷台数は32万0300台(二輪車新聞調べ・推定値)となり、コロナ禍以前の水準となった...


セブンイレブンが全国の店舗で値引き販売実施! 目印は緑色の「エコだ値」シール

日本全国に2万1551店(2024年4月末時点)もの、コンビニエンスストア「セブンイレブン」を展開するセブ...


Z900SE試乗インプレ。モード選択で走りが変わる!

ストリートファイターとしての最先端技術とプレミアムな装備を兼ね備え、さらに進化した“Sugomi”を体現...


世界的に拡大する電動アシスト自転車市場、日本の国内販売台数は80万台超と“ママチャリ”以上

電動アシスト自転車という言葉を聞くようになって久しい。初めて国内で販売されたのは1993 年。あれから...


SUZUKI「Vストローム250SX」足つきインプレ! ~ローシート&標準シート比較~

スポーツアドベンチャーツアラーのスズキ「Vストローム250SX」を、バイクジャーナリストの小林ゆきさん...


『登録手続き申請書メーカー』運用開始。これからの申請書はスマホでサクサク作成!

自動車検査登録手続きのデジタル化に取り組む国土交通省は2月6日、関東運輸局の千葉運輸支局で移転登録...


【K&H】豪華なパーツを取り付けても理想の愛車に辿り着けないのは「シートの問題」かもしれない

疲れない、クッション性、スポーツ性、デザイン。もし、全ての要素を兼ね備えたシートがオーダーメイド...


川崎重工から独立分社化し「カワサキモータース」発足。2035年までに先進国向け主要機種の電動化を完了

川崎重工業株式会社は10月1日、「モーターサイクル&エンジンカンパニー」を分社化し、カワサキモーター...


SE Ranking